メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

米ミシシッピ州で「男性の自慰行為禁止法」が発議、女性の生殖権制限への問題提起

川田翔平 アクセス  

引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません

米国のある州議会上院議員が「男性の自慰行為禁止法」を発議し、論争を呼んでいる。

話題の中心となっているのは、民主党所属のミシシッピ州議会上院議員であるブラッドフォード・ブラックモン(36歳)氏だ。1月24日(現地時間)、米NBCニュース、ニューヨーク・ポストなど複数の現地メディアの報道によると、ブラックモン議員は「勃起時避妊開始法」という法案を発議した。

この法案では、男性の自慰行為を「胚を受精させる意図なく遺伝物質を排出する行為」と見なし、違法と規定する。ただし、精子提供や避妊のための行為は例外とする。

ブラックモン議員が発議した法案によると、違反した場合、1回目の違反では1,000ドル(約15万5,385円)、2回目の違反では5,000ドル(約77万6,927円)の罰金が科される。その後も違反を続けた場合、最大で1万ドル(約155万3,854円)の罰金が科されることになるという。

もし、共和党所属のテイト・リーヴス州知事がこの法案に署名すれば、7月から施行される予定だ。しかし、この法案が議会で可決される可能性は事実上低いとみられている。現在、ミシシッピ州議会は共和党が多数派であるためだ。

ブラックモン議員は、ミシシッピ州の州都ジャクソン北部の選挙区を代表する初当選の上院議員であり、「男性の自慰行為禁止法」を発議した理由について「立法のダブルスタンダードを指摘するための法案だ」と明らかにした。

彼は、報道機関に発表した声明の中で、「男性が主導する立法機関は、女性が自分の体について何ができるのか、何ができないのかを規定する法律を次々と通過させてきた」と指摘した。「私はすべての人が平等であるべきだと教えられて育ち、私の両親はすべての女性が平等な権利を持つべきだと信じている」と述べた。

さらに、「最近、女性の生殖権、特に中絶や避妊へのアクセスに関する法案が多数発議されたが、そのほとんどは女性の役割にのみ焦点を当てている」と指摘した。「女性の中絶アクセス権だけでなく、避妊治療を含む基本的な産婦人科医療へのアクセス権にも影響を及ぼしている」と述べた。

2022年、米連邦最高裁が中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」判決を覆したことで、全米20以上の州で中絶を事実上禁止または制限する法律が導入された点を問題視したものだ。彼は「男性の自慰行為禁止法」を発議した理由について、「男性の役割もこの議論に引き込むためのものだ」と説明した。

「男性が自宅で自分の体について何ができるのかを規制する法案が提出されると、突然、大きな論争になった」とブラックモン議員は指摘した。「この法案が馬鹿げていると言う人もいるが、私はそうは思わない。私は政府が個人のプライバシーを侵害することが正しくないことを認識させようとしている」と強調した。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 【新幹線で騒動】富士山見たさに他人の席へ割り込んだ中国人少年…老夫婦の“静かな一手”に称賛の声
  • 【奇跡の再建】飲酒運転事故で「顔の半分」を失った男、3Dプリンターが“人間の尊厳”を蘇らせた
  • 「君の腎臓が欲しい」余命1年の女性が末期がん患者と“契約結婚”、不純な動機で始まった生活が“意外な結末”に?
  • 「高校で刃物振り回し6人負傷」17歳生徒に重刑求刑
  • 「痩せたいなら命を懸けろ!」中国ジムの“50キロ減でポルシェ進呈”チャレンジがネットで大炎上
  • 「正気か」恋人の娘を殺害後に笑った20代保育士…法廷での態度に怒りの声

こんな記事も読まれています

  • ボルボ、初の電動旗艦「ES90」発表 NVIDIA搭載で新時代へ
  • ブルーノ・マーズ、華麗な舞台裏に響くエンジンの旋律 感性で満たされた“走るミュージアム”
  • トヨタ新型「カムリGT-Sコンセプト」登場…合理を超えた感性の“スポーツセダン”
  • 名前だけで40種類!?「ADASの呼び名」がメーカーごとにバラバラな“本当の理由”
  • 「津波で都市を壊滅…」ロシア新兵器“ポセイドン6基搭載”した潜水艦進水!専門家「探知困難」と警告
  • 日本人母娘、ソウルで飲酒運転車の犠牲に…母親死亡、容疑者「運転の記憶ない」
  • 「中国は信頼できない」米財務長官が警告、西側連合で“脱中国”へ…1〜2年で構築加速か
  • 「最高の製品」どころか“欠陥の象徴”に…テスラの“サイバートラック”、2年で10回目のリコール!

こんな記事も読まれています

  • ボルボ、初の電動旗艦「ES90」発表 NVIDIA搭載で新時代へ
  • ブルーノ・マーズ、華麗な舞台裏に響くエンジンの旋律 感性で満たされた“走るミュージアム”
  • トヨタ新型「カムリGT-Sコンセプト」登場…合理を超えた感性の“スポーツセダン”
  • 名前だけで40種類!?「ADASの呼び名」がメーカーごとにバラバラな“本当の理由”
  • 「津波で都市を壊滅…」ロシア新兵器“ポセイドン6基搭載”した潜水艦進水!専門家「探知困難」と警告
  • 日本人母娘、ソウルで飲酒運転車の犠牲に…母親死亡、容疑者「運転の記憶ない」
  • 「中国は信頼できない」米財務長官が警告、西側連合で“脱中国”へ…1〜2年で構築加速か
  • 「最高の製品」どころか“欠陥の象徴”に…テスラの“サイバートラック”、2年で10回目のリコール!

おすすめニュース

  • 1
    【革命】「走る家電の時代か?」…シャープがEV市場に殴り込み!動くリビング「LDK+」第2章

    モビリティー 

  • 2
    「もうガソリンいらない?」日産の“リチウム空気電池”が実現する2500km走行の現実

    モビリティー 

  • 3
    “ラングラー&ブロンコ退け!”…ホンダHRC「パスポートHRCコンセプト」が砂漠で吠える

    フォトニュース 

  • 4
    「中国の次の一手」 “キンシコウ外交”始動…“パンダの後継”で欧州への影響力拡大

    ニュース 

  • 5
    【挑戦状】BYD『ラッコ』登場!“軽の聖域”の日本市場で通用するのか…中国EVの本気が見えた

    フォトニュース 

話題

  • 1
    【衝撃公開】メルセデス・ベンツ「THE BOuLDER」登場…岩の中に隠された次世代スプリンターの秘密

    フォトニュース 

  • 2
    サムスンが“二度折れるスマホ”を初公開…次世代モデル「トライフォールド」に世界が注目

    IT・テック 

  • 3
    「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”

    ニュース 

  • 4
    「寝室の明かり」が心臓に負担をかける?女性や若い世代で影響が大きい傾向、最新研究が報告

    ライフスタイル 

  • 5
    「もうひとりじゃないよ」…母を失った子ザルを包み込んだ妊娠中の犬、その優しさに世界が涙

    フォトニュース