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大雪が降る極寒の街を彷徨い、凍りついた猫…救いの手を差し伸べた女性が起こした奇跡

平野大地 アクセス  

大雪が降り続く中、街角で凍えた小さな猫が発見された。

猫はほとんど動かない体を引きずりながら、必死に助けを求めてさまよっていた。そんな中、偶然通りかかった天使のような女性が手を差し伸べた。

1日(現地時間)、動物専門メディア「ザ・ドド(The Dodo)」は、米国ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外で発見された猫「バースデイ(Birthday)」と、その猫を救助した女性カーリー・トス(Carly Toth)のエピソードを報じた。

動物保護団体「ペットフレンズ(Pet Friends)」で猫の保護活動を行うカーリーは、大雪の中で凍える野良猫たちを救おうと奔走していた。その最中、友人から一本の電話がかかってきた。

友人は、天候がさらに悪化する前に、発見した猫を屋内へ避難させてほしいと懇願した。

カーリーはすぐに指定された場所へ駆けつけ、そこで極限の状態にある猫を発見した。

全身が凍りつき、動くこともままならない猫の様子は、10年間にわたり野良猫の救助活動を続けてきたカーリーでさえ、かつて目にしたことがないほど深刻だった。

彼女は間に合ってほしいと祈りながら猫を抱き上げたが、その体は氷のように冷たく、硬直しており、生存の可能性があるかどうかも分からなかった。

ペットフレンズの獣医が、毛布に包まれた猫を診察し、心拍を確認したところ、幸いにもわずかに脈が感じられ、スタッフ全員が猫の意識回復に向けて全力を尽くした。

温熱パッドと暖かいタオルで体を温めると、猫は徐々に意識を取り戻し始めた。正常な体温に戻るまでに、実に3時間を要したという。

この猫は去勢手術も予防接種も受けていなかったが、体内にマイクロチップが埋め込まれていたため、カーリーはすぐに飼い主へ連絡を取ることができた。しかし、飼い主からは猫を引き取る意思がないことを伝えられた。

少なくとも1か月以上路上で過ごし、かつての飼い主の家の近くをさまよっていた。後ろ足には深い傷があり、治療と回復には長い時間と手厚いケアが必要になると判断された。

4時間にわたる治療を終えた後、カーリーは猫を自宅に連れ帰った。

無事に一夜を過ごした猫に「バースデイ」という名前を付け、新たな人生の幕開けを祝った。飢えと感染症に苦しんでいたにもかかわらず、バースデイはカーリーの優しさに応え、愛情を示した。

バースデイはほぼ毎日、包帯交換のために動物病院へ通い、獣医のリジーと過ごす時間が増えるにつれ、次第に心を通わせるようになった。

やがてリジーは深い愛着を感じ、バースデイを家族として迎え入れることを決意し、「このまま手放すことはできないと思った」と語った。そして「彼を私の人生の一部にしたかった」と心境を明かした。

残念ながら、バースデイは片足の切断を余儀なくされたが、新たな家族と共に新しい人生を歩み始めることができた。

手術後、健康的な体重に戻れば、バースデイは退院し、深い愛情を注ぐ獣医のリジーと共に新たな家での生活を始める予定だ。

リジーは「彼には特別な魅力があるんです。言葉では言い表せないほど、本当に彼が大好きなんです」と笑顔で語った。

このエピソードにネットユーザーからは、「素敵な家族に迎えられてよかった」、「全身が凍りついて、どれほど辛かっただろう」、「これからは幸せな時間だけを過ごしてほしい」などの温かい声が寄せられた。

平野大地
editor@kangnamtimes.com

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