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「お母さん、延命治療はしないで」20代で末期がん患者となったYouTuber…静かな闘病生活と近況を伝える

平野大地 アクセス  

末期の希少癌と闘う20代の癌患者…胸痛む近況報告

骨転移を伴うステージ4のがんを患い、抗がん剤治療の過程を共有してきた20代のがん患者YouTuber「有病長寿ガール(韓国語直訳)」。今年1月には延命治療を中止し、ホスピスに入ったことが伝えられていた。

しばらく更新がなかった彼女が、久しぶりに新しい動画で近況を報告した。

 

引用:YouTube@youjjang_girl
引用:YouTube@youjjang_girl

 

先日15日、YouTube チャンネル 「有病長寿ガール」に、「がん患者のVlog、痩せていっていますがまだ生きています」というタイトルの闘病Vlogが投稿された。

動画は熱が出て解熱剤を服用しながら回復を待つ彼女の姿から始まる。その後、アサン病院のがん注射室で抗がん剤の注射を受ける様子が映し出された。

彼女は「効果がなくても、(教授が)何もしなければすぐにがんが進行すると思うから、注射で少しでも進行を遅らせる効果を期待していると言った」と述べ、「私に与えられた時間がもっとあればいいな。注射を頑張って打ちます」と語った。

以前、ホスピス病棟に入院していたが、現在は麻薬性治療薬の投与のために一時的に退院しているという。

引用:YouTube@youjjang_girl
引用:YouTube@youjjang_girl

 

今は痛みが非常に強く、モルヒネパッチなしでは耐えられない状態になっている。注射の影響で、やせ細った片方の腕は青あざで覆われてしまった。

自宅での痛み管理には限界があり、最近はがん療養病院に入院することになったという。

その間にがんは足の骨に転移し、神経痛に苦しむ日々を送っている。彼女の母親は「痛くないといいな。足は私の腕と同じくらいだ」と胸を痛めていた。

彼女は、別れの準備も進めていた。延命治療は受けないと決めており、「もし意識を失ったら、心肺蘇生はしないでほしい」と母親に伝えた。この言葉を聞いた母親は「そんなこと言わないで。お母さんは悲しい。一緒に生きよう」と涙を流した。

この絶望的な状況の中でも、彼女は特有のポジティブなマインドで、視聴者に笑顔を届けた。

特にチャンネル登録者が10万人を突破し、シルバーボタンを受け取った際には、それを誇らしげに紹介していた。患者服の代わりに可愛いワンピースを着てささやかな祝賀パーティーを開き、一時の笑顔を見せた。

最後に彼女は、「痛みのせいで編集が思ったよりも大変で残念。これからもこうして時々でも顔を出せることを願っている」と語り、動画を締めくくった。

日に日に痩せていく彼女の姿に、視聴者も胸を痛めている。「奇跡が起こりますように」、「次の動画が必ずアップされることを願っている」、「もっと見ていたい」といった応援のコメントが寄せられている。

平野大地
editor@kangnamtimes.com

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