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2025年05月29日木曜日
ホームトレンド政府が誤って振り込んだ6,000万円…そのお金で爆買いした女性が一言「神からの贈り物だと思った」

政府が誤って振り込んだ6,000万円…そのお金で爆買いした女性が一言「神からの贈り物だと思った」

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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アルゼンチンで、州政府が誤って送金した多額の資金を住民が無断で使用していたことが発覚した。

24日(現地時間)アルゼンチンの新聞「クラリン」によると、ベロニカ・アコスタという女性が養育費の入金を確認するため銀行口座を確認したところ、予想に反して5億1,000万アルゼンチン・ペソ(約6,340万円)が入金されていた。

アコスタは資金の出所を確かめないまま、生活用品の購入に使い始めた。食料品をはじめ、冷蔵庫、エアフライヤー、電子レンジ、テレビ、床材、トイレ用品などを次々と買い、さらに現金で中古車も購入した。地元メディアの取材に対し、「金銭的に困っていたので『神からの贈り物』だと思った」と語り、「悪気があったわけではない」と主張している。

しかし実際には、この資金はアルゼンチン・サンルイス州政府の会計担当者が誤って送金したものであることが判明。州政府は送金の翌日にミスを把握し、アコスタの口座を凍結して約90%を回収。残りの約10%についても現在追跡中だという。

警察はアコスタを含む、誤って送金を受け取った5人に対して刑事手続きを進めている。アコスタは24時間の間に計66回にわたり資金を移動させており、警察は「所得証明が不要となる送金上限額(50万アルゼンチン・ペソ/約6万2,170円)に合わせて、意図的に分割送金した可能性がある」とみている。

アコスタの弁護士は「州政府からミスに関する正式な通知は一切なかった」と主張し、「ニュースを見たときには、すでに警察が自宅に来ていた」と抗議している。

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