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中国で首にベルトかけて鉄棒ぶら下がり運動が流行、「睡眠改善」主張も医師「生命の危険」と警告→SNSで世界拡散

有馬侑之介 アクセス  

首を吊るようにぶら下がる「自己流健康法」に波紋

中国の公園で撮影された動画が拡散

引用:X(旧Twitter)
引用:X(旧Twitter)

中国で首にベルト状の器具を装着し、鉄棒に体を預けるようにして揺れる体を振り子のように動かす奇異な運動法が話題を呼んでいる。睡眠改善と首の疾患治療に効果があるとの主張から、中国の高齢者層を中心に広がるこの危険な運動について、医療関係者は生命の危険があるとして深刻な副作用を警告している。

先月29日(現地時間)、海外メディア「CNN-News18」によると、中国東北部の瀋陽(シェンヤン)市で独特な運動をしている様子が映った動画がX(旧Twitter)を通じて世界中に拡散しているという。動画内の人々は、クッション付きの「U字型」ベルトを首にかけ鉄棒にぶら下がったまま、振り子のように前後に体を揺らしている。

この動画は「中国・瀋陽市で人々が首にベルトをかけて数分間揺れる運動をしており、これはより良い睡眠を得るための奇妙な試みだ」という説明とともに投稿された。

この投稿はオンライン上で瞬く間に話題となった。あるネットユーザーは「首をぶら下げて熟睡しようという発想に驚いた」と困惑を示した。

インターネットコミュニティである「Reddit」のユーザーもこの独特な運動法に対し驚きの反応を示した。あるユーザーは「首の痛みを新たな首の外傷で治療する方法だ」と皮肉った。

他のコメントでは「軽くやれば眠れるかもしれないが、強くやれば永遠の眠りにつける」、「この運動で二度と目覚めない眠りに入る人もいるかもしれない」など、不気味な懸念の声が相次いだ。

議論を呼んでいるにもかかわらず、この独特な運動法は中国の高齢者層を中心に急速に広まっているという。

この運動法の考案者は、あるメディアのインタビューで自身が経験した頚椎症について語った。頚椎症は首の骨の退行性変化によって引き起こされる疾患だ。

彼は「めまいや頭痛、不眠症のために十分な睡眠が取れなかった」と述べ、「調査の結果、全ての症状の根本原因が頚椎関節の微細な脱臼だった」と説明した。

そこで、首をぶら下げる装置を自己治療用の道具として開発し、その製品の商標権・著作権登録と国家特許出願まで完了したと主張した。

彼は「自身は公園でこの運動を一般向けに実演しており、普及活動に努めているという」と付け加えた。

一方、医学専門家はこの「首ぶら下げ運動」の危険性について強く警告している。誤った方法で実施すると、首周辺の筋肉や腱、靭帯、さらには神経組織まで深刻に損傷する可能性があると指摘した。既存の症状が悪化する恐れがあり、最悪の場合、生命を脅かす致命的な合併症を引き起こすリスクが高いと説明した。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

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