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2025年06月10日火曜日
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【マナー違反は金で制裁】トルコ航空、着陸直後に勝手に立つと罰金!厳しい新ルールにネット賛否両論

トルコ民間航空局(DGCA)は、着陸直後に座席から立つ乗客に最大70ドル(約1万円)の罰金を科す新たな規則を導入した。この措置は、「ターキッシュ エアラインズ」を含むトルコ国内のすべての航空会社に適用され、機内秩序と乗客の安全を強化するための対策であると見られる。

引用: depositphotos
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トルコ民間航空局は5月31日(現地時間)の発表で、「着陸直後、シートベルト表示灯が消える前に通路に殺到する乗客が増加しており、これによる安全事故の懸念が高まっている」と説明した。さらに「周囲の乗客が降りる順序を尊重し、自分の番が来るまで着席して待つべきだ」と呼びかけた。

新しい指針では、単に早く通路に立つ行為だけでも制裁の対象となる可能性があると明記されている。滑走中にシートベルトを外す行為、航空機が完全に停止する前に手荷物の収納棚を開放することなども罰金対象に含まれる。

乗務員には違反のケースを発見した次第、即時報告するよう指示が出された。トルコ民間航空局はこの措置を一時的な取り締まりではなく、航空安全に対する乗客の意識向上を図る強力な警告と見ている。関係者は「航空機が完全に停止する前、通路に出ることは単なる不便ではなく、重大な負傷につながる危険要素だ」と指摘し、「乗客自身が安全規則を遵守すべきだ」と強調した。

そして、常習的な規則違反者や機内で粗暴な行動を取る乗客をブラックリスト化する方針も検討中である。トルコ民間航空局の関係者は「この措置は国際航空安全基準を遵守するために不可欠な決定だ」とし、「厳格な秩序維持こそが、すべての乗客の安全を守る土台となる」と説明した。

専門家らも「近年、世界的に機内での秩序違反のケースが増加している」とし、「こうした政策は機内秩序の維持と航空会社の全般的な運航安定性の向上に効果をもたらすだろう」と評価している。

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