中国の湖南省長沙市にあるホテルの朝食ビュッフェでゴキブリが見つかり、物議を醸している。
今月7日、海外メディア「大湾区新聞社」によると、中国の湖南省長沙市の黄興路付近にあるホテルの朝食ビュッフェで提供された点心の蒸し器からゴキブリが現れたという。宿泊客のA氏は「朝食で点心を食べようと蒸し器を見たところ、黒い物体が付いていた」と説明し、「確認するとゴキブリだった」と述べた。A氏は「非常に不快だったため、すぐにスタッフに報告し、スタッフが蒸し器を撤去した」と語った。
ホテル側はA氏に200元（約3,998円）を補償金として提示したが、彼は受け入れなかった。このホテルの支配人は現地メディアとのインタビューに対し「調理時の様子が映っている防犯カメラの動画を確認した結果、食材準備の際にゴキブリは存在しなかったが、近くのゴミ置き場の配管を通じて蒸し器に侵入した可能性がある」と説明した。そして「当ホテルは月2回の防疫消毒を実施しており、このようなケースが発生したのは初めてだ」とし、「宿泊客との円満な解決に向けて努力する」と述べた。
このホテルは現地の大手チェーンホテルグループの系列であることが判明した。現地の市場監督管理局は、調査を通じて正確な事件の経緯を究明する方針だ。