ジェットブルー航空の旅客機、ボストンのジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン空港で事故…「負傷者なし」
インドで発生した旅客機の墜落事故で波紋が広がる中、アメリカでも旅客機が着陸直後に滑走路を逸脱する危険な事態が起きた。
海外メディア「ニューヨーク・タイムズ」によると、アメリカの格安航空会社である「ジェットブルー航空」の旅客機が今月12日（現地時間）、ボストンのジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港に着陸直後、滑走路を外れて芝生に乗り上げる事故が発生した。
マサチューセッツ湾交通局の報道官はコメントを発表し「ジェットブルー航空の312便が滑走路外の芝生に滑り込んだ」とし、「負傷者はおらず、乗客はターミナルに移送された」と説明した。
負傷者は出なかったものの、この事故により滑走路が閉鎖され、すべての航空機の運航が一時停止された。
ニューヨーク・タイムズによると、この旅客機は同日の午前8時41分にシカゴ・オヘア国際空港を出発し、午前11時49分にジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港に到着したという。
ジェットブルー航空は「事故について徹底的な調査を行い、関係当局と緊密に協力して原因を究明する」と述べた。
アメリカでは今年2月、シアトル・タコマ国際空港の滑走路で日本航空の航空機とデルタ航空の航空機が接触する事故が発生した。さらに1月には、ワシントンD.C.近郊で旅客機と軍用ヘリが衝突し、乗客・乗員67人全員が犠牲となった事故も発生している。
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