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2025年06月22日日曜日
ホームトレンド28歳で死んだ日本のパンダ「タンタン」、剥製となって中国へ返還へ…“見世物”化に懸念の声も

28歳で死んだ日本のパンダ「タンタン」、剥製となって中国へ返還へ…“見世物”化に懸念の声も

28歳で死んだ日本のパンダ「タンタン」、剥製になって中国へ返還へ

人間の年齢に換算して約80歳まで生きた日本最高齢のジャイアントパンダ「タンタン」が、死後に剥製処理され、中国へ返還されることが明らかになった。

15日、NHKの報道によると、タンタンは2000年に中国から日本に貸与され、昨年4月に28歳で死去。最近になって神戸市が剥製作業を終え、中国へ返還する準備を進めているという。

タンタンは中国で「シュアンシュアン(爽爽)」として知られ、阪神・淡路大震災からの復興を願って神戸市立王子動物園に貸し出された存在。復興の象徴として国内でも大きな人気を集めた。

引用:YouTube@kobe-oji-zoo-official

神戸市によると、タンタンは生前から「死後は中国に返還する」という契約条項があり、それに基づき今回の剥製および骨格標本の処理が行われたという。剥製には約730万円が投じられ、現在はワシントン条約に基づいた国外輸送の許可申請が進められている。

この件に関連し、2016年に死んだパンダ「シンニエル」が中国・成都の博物館で剥製展示されていた事例がSNSで再注目されており、一部のネットユーザーからは「タンタンもまた、見世物になるのではないか」との懸念の声が上がっている。

引用:people.cn

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