
ソウル・ホンデ入口駅近くにあるある居酒屋が「最低注文金額を3万ウォン(約3,163円)」に設定していることがネット上で話題となり、ネットユーザーの間で賛否が分かれている。
最近、韓国のあるオンラインコミュニティには「ホンデに行って衝撃を受けた」というタイトルの投稿が寄せられた。投稿者のAさんは、ホンデにあるビアバーで思わぬ経験をしたと綴っている。
Aさんが公開した写真には、注文用のタブレットにて3万ウォン未満のメニューを選択した際、「最低注文金額は3万ウォン以上でお願いします」と表示される画面が写っていた。
Aさんは「食べていれば自然と3万ウォンは超えると思うけど、最初からこのように注文させられるのは納得できなかった」と不満を述べた。さらに「おつまみはせいぜい2万ウォン(約2,108円)、焼酎は5千ウォン(約527円)ほど。二人で来た場合、最初の注文で3万ウォンを超えるように強制されるのは負担だ」と率直な思いを語った。
この投稿に対して、ネット上ではさまざまな反応が飛び交った。「自分ならその画面を見た瞬間に別の店に行く」「普通に頼んでいれば3万ウォンは超えるのに、わざわざ最低注文額を掲げられると気分が悪い」「常連客を逃してしまうだけでは」など、否定的な意見が目立った。
一方で、店の立場に理解を示す声もあった。「ホンデの深夜営業の居酒屋で働いていたけど、午前2時や3時になると、始発電車を待ちながら一番安いメニューだけ注文して居座る客が結構いた」と述べるなど、営業時間帯の特性からやむを得ない措置だとする見解も見られた。
さまざまな意見を受けて、Aさんは「自分の立場からばかり考えてしまったのかもしれない。お店にも事情があったのだと思う」とコメントし、理解を示す姿勢に変わった様子を見せた。
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