メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「甘党ピンチ!?」砂糖税に歓迎の声 台湾は人口の1割超が糖尿病、国民の7割以上が課税に賛成

竹内智子 アクセス  

引用:123RF
引用:123RF

台湾で肥満に起因する糖尿病患者が増加する中、菓子類や甘味飲料に高率の課税を行う「砂糖税」の導入を求める声が広がっている。

台湾メディアの報道によると、台湾健康連盟(THA)が一般市民1,113人を対象に実施したオンライン調査の結果、73.8%が砂糖税の導入に賛成すると回答した。調査では、39.9%が週3回以上砂糖入りの飲料を摂取しており、92.3%がそれらが健康に悪影響を及ぼすと認識していることも明らかになった。

台湾衛生福利部の統計によれば、人口約2,300万人のうち、糖尿病患者はすでに250万人を超えているとされている。関係者によると、世界保健機関(WHO)は1日の砂糖摂取量を25グラム未満に抑えるよう推奨しているが、台湾で人気のタピオカ入りミルクティー「珍珠奶茶(700ミリリットル)」には60グラム以上の砂糖が含まれているという。

台湾健康連盟のゴ・ユイチン理事長は、砂糖税を導入することで糖分を含む飲料の価格を引き上げると同時に、無糖飲料には税制上の優遇を与える仕組みが可能であり、企業に対して健康志向の商品開発を促す効果が期待できると述べた。

砂糖の過剰摂取は成人だけでなく、青少年の早期肥満の原因にもなり得る。ミルクティー、炭酸飲料、エナジードリンクといった高糖分の飲料に触れる機会が多ければ多いほど、代謝異常を引き起こすリスクが高まるとされる。

ただし、課税の導入が消費の冷え込みや売上の減少に対する業界側の反発を招く可能性もあり、単純な課税よりも、糖分含有量に応じた段階的な課税や、無糖・低糖製品の開発支援と連動させた「インセンティブ型政策」としての設計が望ましいとの意見も出ている。

海外では、イギリスが2018年に導入した「ソフトドリンク業界税」により、砂糖含有量の高い飲料の消費が減少し、各メーカーは糖分を抑えた製品への切り替えを進めた。2014年に砂糖税を導入したメキシコでは、初年度に砂糖飲料の消費が5.5%減少し、特に低所得層でその傾向が顕著だった。

シンガポールでは直接課税は行わず、糖分の多い飲料の広告を制限し、商品に「高糖表示マーク」を義務づけるなど、独自の規制を実施している。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「社員はネズミ、上層部はネズミの卵!?」中国企業の異常すぎる“企業文化”に批判殺到
  • 「ゴミ箱の鶏肉」を揚げて50円で販売…フィリピンの“中古チキン”にSNS大ショック
  • 身体を張った“実証実験”が悲劇に…ロシア人トレーナー、極端増量の末に急死
  • 「他者の最期を見届けてきた男」ディグニタス創設者、‟自ら選んだ死”で人生に幕
  • 「南海トラフがついに限界か」小さな前震すら出ない“最悪の兆候”
  • 「仕事でイライラして...」ペットボトルに“自分の尿”を入れ、コンビニに陳列!購入客の通報で26歳男を逮捕

こんな記事も読まれています

  • 「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
  • 「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
  • 「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
  • 冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
  • 少女がガラス越しにキスすると、巨大なライオンが“反応”した
  • 暖かい床でとろけていた“5きょうだい”子犬たちの、その1年後
  • 「習近平、ウクライナ停戦を注視」…台湾統一に向け“28項目計画”を密かに策定か
  • 「ボクだって心は赤ちゃんなの!」ベビーカーの子を見た巨大ワンコが見せた“可愛すぎる反応”

こんな記事も読まれています

  • 「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
  • 「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
  • 「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
  • 冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
  • 少女がガラス越しにキスすると、巨大なライオンが“反応”した
  • 暖かい床でとろけていた“5きょうだい”子犬たちの、その1年後
  • 「習近平、ウクライナ停戦を注視」…台湾統一に向け“28項目計画”を密かに策定か
  • 「ボクだって心は赤ちゃんなの!」ベビーカーの子を見た巨大ワンコが見せた“可愛すぎる反応”

おすすめニュース

  • 1
    愛犬を救うため“殴り合い”へ…男とカンガルーの衝撃バトル、再びネット騒然

    フォトニュース 

  • 2
    「中国の妨害にも負けず!」浜崎あゆみ、“無観客ライブ”敢行「忘れられないステージに」

    エンタメ 

  • 3
    米国、麻薬船2次攻撃で“戦争犯罪”疑惑浮上!ヘグセス長官の“全員殺害指示”報道で党内亀裂

    ニュース 

  • 4
    「投資家の避難先か、プーチンの武器庫か」...金が“戦争”を動かす!世界が知らぬ金の“二面性”

    ニュース 

  • 5
    知らぬ間に家族を危険に…“水切りカゴ”が最悪の汚染源になるワケ

    ヒント 

話題

  • 1
    「自衛隊、NATO訓練に初参加!」 空挺部隊司令官自ら降下、米英伊と“共同作戦”

    ニュース 

  • 2
    「プーチンの空騒ぎか?」終戦交渉前に“ポクロフスク占領”誇示も実態は不明

    ニュース 

  • 3
    「ロシア面目丸潰れ!」安価なウクライナ製“スティング”がロシア“最新兵器”を撃墜

    ニュース 

  • 4
    「ビットコイン大暴落再来か」...1日で6%急落、史上最高値から“30%超”の損失!

    ニュース 

  • 5
    「新たな戦火の予兆か」リトアニアの“報復ドローン”がベラルーシ領空を侵犯

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]