ジブリ→バービーコア→ピクセルアバター…チャットGPT画像生成の流行
かつてSNSを席巻したジブリ風のAI画像、バービー人形やフィギュア風に変身させる「バービーコア」の流行に続き、新たなトレンドが注目を集めている。
それは、チャットGPTの画像生成機能を使って、写真の中の自分をピクセルアバターに変身させるトレンドだ。

最近、オンラインコミュニティなどのSNSでは、お気に入りのアイドルや恋人、自撮り写真などをピクセルアバター化して共有する投稿が多くみられる。
実際の写真とピクセルアバターを合成したり、自分の写真にピクセルアバターを組み込んだりする例もある。
このAI画像生成トレンドは、単なる娯楽を超えて、デジタルコンテンツ制作の新たなパラダイムを示している。
ユーザーは複雑な技術知識がなくても、独自の創造的なコンテンツを簡単に作成できるようになり、これがソーシャルメディアにおけるコンテンツの消費と生産の方法に変革をもたらしている。
AI画像生成ブームはいつまで続くのか
このトレンドに乗ってピクセルアバターを作ってみよう。コマンドは次の通りだ。
「『Everskies』のピクセルアバタースタイルを学習し、人体のシルエット、顔の構造、表情、衣装、ヘアスタイルの表現方法を模倣して、添付された人物画像のヘアスタイル、衣装、アクセサリーを参考に1枚のキャラクターイラストを制作する。(背景は白色で、全身が含まれていること)」
ここで「Everskies」とは、ユーザーが多様な衣装やアクセサリーでピクセルアバターをカスタマイズし、自分らしいスタイルを表現できるビジュアル重視のコミュニティプラットフォームだ。
15万点以上のアイテムを使ってアバターを自由にカスタマイズでき、自作の衣装をデザインして販売したり、フォーラムやチャットで他のユーザーと交流しながら独自の世界観を広げられることから、Z世代に大きな支持を得ている。
一方、専門家はAI機能の進化に伴い、さらに多くのトレンドが登場すると予測している。
イーマーケターの上級ソーシャルメディアアナリスト、ジャスミン・エンバーグ氏はBBCのインタビューで「生成AIは人々がトレンドを作り、それを活用することをより簡単かつ迅速にする」と述べ、「何よりもAI技術がデジタルライフでますます大きな役割を果たすようになり、AIによるトレンドがSNSに頻繁に登場するだろう」と語った。
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