28.3 C
Tokyo
2025年07月12日土曜日
ホームトレンドおもしろ就寝前に〇〇を食べると悪夢を見る?「胃腸の不快感が夢に影響」カナダ研究チームが衝撃発表!

就寝前に〇〇を食べると悪夢を見る?「胃腸の不快感が夢に影響」カナダ研究チームが衝撃発表!

引用:ニューシス

就寝前にチーズや牛乳などの乳製品を多く摂取すると、悪夢を見る可能性が高まるとの研究結果が発表された。

カナダ・モントリオール大学の研究チームは1日、食事と睡眠の関連性を分析した結果を国際学術誌「フロンティアーズ(Frontiers)」に掲載した。

研究はカナダ・マクイーワン大学の学生1,082人を対象に実施され、睡眠時間と質、夢の頻度、精神・身体の健康状態、特定食品と夢の関連についてアンケート調査を行った。

その結果、回答者の40.2%が夜間の食事摂取が睡眠に影響を与えると答え、24.7%が特定の食品が睡眠を悪化させるとした。影響を与える食品としてはスナック菓子、辛味食品、乳製品が挙げられた。

加えて、5.5%は摂取した食品が夢の内容に影響を及ぼすと答え、甘味食品や乳製品を摂取した際に不安や奇異な夢を見たと報告した。

研究チームは、乳製品の過剰摂取が乳糖不耐症(乳糖分解酵素欠乏症)による胃腸障害を引き起こし、それが睡眠に影響を及ぼす可能性があると指摘した。胃腸障害による不快感が夢に反映され、睡眠全体の質を低下させる可能性があるとした。

さらに、研究主著者のトーレ・ニールセン博士は「乳糖不耐症による胃腸障害と睡眠障害を持つ患者では悪夢がより顕著に現れた」とし、「他の身体感覚が夢に影響を及ぼす可能性がある」と説明した。

また、「悪夢は乳糖不耐症や他の食物アレルギーと密接に関連している」とし、「特定の食品に敏感な人々では、食習慣の変更で悪夢を軽減できる可能性がある」と述べた。

ただし、研究チームはこの結果を一般化するには更なる研究が必要とした。

今後について、ニールセン博士は「より幅広い年齢層や社会階層、食習慣を持つ人々を対象に実験的研究を行う予定だ」とし、「就寝前に乳製品と対照食品を摂取させ、睡眠や夢に変化が生じるか確認する計画だ」と語った。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください