メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【ワクチン反対論者】米保健福祉省トップが”自閉症との関連”デマを拡散、はしか件数30年ぶりの最多

望月博樹 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ワクチン反対論者が公衆衛生の最高責任者である保健福祉省長官に任命された米国で、年間の麻疹(はしか)発症件数が30年ぶりの最高値に達した。

9日(現地時間)、ブルームバーグによると、米疾病予防管理センター(CDC)はこの日、米国全土で1,288件の麻疹確定症例を報告した。これは1992年以来最多の数値だ。CDCは今年1月の発生以降、麻疹感染により3人が死亡し、そのうちワクチン未接種の子ども2人が含まれていたと明らかにした。疫学的に、麻疹による死亡者のほとんどがワクチン未接種者だった。

トランプ政権は今年、公衆衛生のためのワクチン接種義務化政策を全般的に縮小した。米国の保健福祉省長官であるロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、麻疹ワクチンが自閉症と関連する可能性があるという誤情報に言及するなど、ワクチン反対論者として知られている。

先月、ケネディはCDCのワクチン諮問委員会の委員全員を解任し、ワクチン批判論者を新たに加えた。改編された委員会は、麻疹ワクチンを含む小児および成人の予防接種スケジュールを検討する小委員会を新設した。

米国は2000年に12か月連続で麻疹ウイルスの拡散がなかったことから、公式に麻疹撲滅を宣言したこともあった。しかし、今年に入り強い感染力を持つ麻疹の発生が急増し、公衆衛生が脅かされているという懸念が高まっている。

麻疹は非常に感染力が強く、拡散を防ぐには地域社会のワクチン接種率が最低95%以上でなければならない。麻疹・おたふくかぜ・風疹(MMR)ワクチンは2回の接種後、97%の予防効果を示す。

米国内で麻疹発生率が高まったのは、子どものワクチン接種率低下が原因と分析されている。CDCによると、2023学年度から2024学年度の米国の幼稚園児のワクチン接種率は93%未満に低下したという。2019学年度から2020学年度には米国の幼稚園児の95%がワクチンを接種していた。

ここ数年、米国で発生した麻疹の大半は、海外でウイルスに曝露された旅行者に関連していた。5月にCDCは、すべての海外旅行者に対し、渡航前に麻疹ワクチンの接種を完了するよう勧告した。

米国医師会誌に掲載された研究によると、現在のワクチン接種率の低下傾向が続けば、今後25年間で米国内の麻疹患者が5,000万人を超えると推計されている。

米国では2019年にも、ニューヨークのユダヤ教正統派コミュニティを中心に麻疹が流行した。この地域はワクチン反対団体の標的となり、ワクチンが自閉症を引き起こすという虚偽の主張が広まったことで、コミュニティ内のワクチン接種率が急落し、麻疹が拡大した。

今年に入って米国内での麻疹発生は、テキサス州西部のメノナイト教徒の間で集中的に発生した。彼らは学校のワクチン義務化に対して宗教的理由で免除を申請することが多く、麻疹ワクチンを接種していない子どもが増加している。

テキサス州では1月以降、麻疹の累積確定症例数が753人に達している。当初、発生の中心地だったゲインズ郡では、ワクチン接種率が再び上昇し、感染率が減少し始めた。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「ChatGPT利用の自殺」が相次ぎ、オープンAIが異例の特別措置に踏み切る!
  • 「もう触るのはやめましょう!」幸運伝説で特定部位だけ変色したアイルランドの像、ついに特別措置へ
  • 【天使犬】飼い主が釣った魚を海へと帰したゴールデン・レトリバーに感動の嵐
  • 「あなたの足の匂いはたまらない」デートアプリで知り合った女性モデルに“試し嗅ぎ”要求…拒否されると車で突撃まで
  • まさかこんな大金に!AIブームで1000億円の「不労所得」を得た幸運の国とは?
  • 【墓荒らし】外国人観光客が日本の墓地で不謹慎行為…供え酒を飲み、ゲップまでする非常識さに非難殺到!

こんな記事も読まれています

  • ランドローバー、新型EV「ベイビー・ディフェンダー」を開発中…2027年に登場か?
  • 【EVスクーター】BMW「Vision CE」初公開へ…ヘルメット不要の革新設計とセルフバランシング機能搭載
  • 「低価格×高効率」新型ヤリス・エイティブHV発表!29.4km/Lの燃費性能と豊富な装備で東南アジア席巻へ
  • 【EV】トヨタ新型SUV「bZ」米国発売!3万4,900ドルからの衝撃プライス、航続512kmで市場に挑む
  • 【軍事革命】ガーナ軍が「アイアンマン・スーツ」兵士を初公開!未来の戦闘服×AI兵器が現実化、世界が震撼した衝撃の性能とは?
  • 「ChatGPT利用の自殺」が相次ぎ、オープンAIが異例の特別措置に踏み切る!
  • ジェニー『Ruby』、Billboard 200再進入&アナログ盤米5位…Rolling Stoneも“2025年最高のアルバム”に選出された世界的快挙
  • ソン・ハユンに「悪魔のように殴られた」…同級生が全治3週間の被害を告白、SBS『不思議な物語Y』が学暴疑惑を追跡

こんな記事も読まれています

  • ランドローバー、新型EV「ベイビー・ディフェンダー」を開発中…2027年に登場か?
  • 【EVスクーター】BMW「Vision CE」初公開へ…ヘルメット不要の革新設計とセルフバランシング機能搭載
  • 「低価格×高効率」新型ヤリス・エイティブHV発表!29.4km/Lの燃費性能と豊富な装備で東南アジア席巻へ
  • 【EV】トヨタ新型SUV「bZ」米国発売!3万4,900ドルからの衝撃プライス、航続512kmで市場に挑む
  • 【軍事革命】ガーナ軍が「アイアンマン・スーツ」兵士を初公開!未来の戦闘服×AI兵器が現実化、世界が震撼した衝撃の性能とは?
  • 「ChatGPT利用の自殺」が相次ぎ、オープンAIが異例の特別措置に踏み切る!
  • ジェニー『Ruby』、Billboard 200再進入&アナログ盤米5位…Rolling Stoneも“2025年最高のアルバム”に選出された世界的快挙
  • ソン・ハユンに「悪魔のように殴られた」…同級生が全治3週間の被害を告白、SBS『不思議な物語Y』が学暴疑惑を追跡

おすすめニュース

  • 1
    ウッズ、ポール・キムに“無名時代コラボDM”送っていた!? SNS裏話にスタジオ爆笑

    エンタメ 

  • 2
    ゴミ箱に捨てられ人を警戒していた保護犬、愛に出会いここまで変わった

    フォトニュース 

  • 3
    「俺と愛し合おうぜ」メスにしがみついた末に“ドテッ”と転倒…オスのハイエナ、屈辱の求愛劇

    フォトニュース 

  • 4
    『天国の階段』スター・クォン・サンウ、母と子に捧げた“家族の城”…涙の不動産ストーリーが話題

    エンタメ 

  • 5
    20歳ソフィア・レイン、OnlyFansで稼いだ金額は女優トップ超え! 年収63億円でハリウッド女優撃破

    エンタメ 

話題

  • 1
    パク・ミンソク、“夢を見せたかった父”に捧げた涙のステージ…NEWBEAT友情の絆に世界中が感動

    K-POP 

  • 2
    Netflixも止められなかった!? 疑惑渦中のペク・ジョンウォン出演『白と黒のスプーン2』が12月配信決定

    エンタメ 

  • 3
    “フランス国民俳優”ジェラール・ドパルデュー、2018年の性暴行容疑で裁判へ…女優アルヌーは『7年間は地獄』と涙

    エンタメ 

  • 4
    K-POP歌手ジナ、沈黙を破り長文告白…“怯えた少女ではない”赤裸々心境にファン衝撃

    エンタメ 

  • 5
    「トランプ、再び違法行為か」サンフランシスコ連邦地裁がLA軍投入を断罪…本人は“民主党の都市を力で占拠”と強硬宣言

    ニュース