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2025年07月11日金曜日
ホームトレンド【自殺か事故か】旅客機のエンジンに吸い込まれた男…滑走路に現れた“謎の人物”の最期

【自殺か事故か】旅客機のエンジンに吸い込まれた男…滑走路に現れた“謎の人物”の最期

ミラノ近郊ベルガモ空港で事故…「被害者、滑走路に無断侵入」

引用:flicker
引用:flicker

イタリア北部、ミラノ近郊のベルガモ空港で、離陸準備中の旅客機のエンジンにイタリア人男性(35)が吸い込まれ死亡する事故が発生した。この事故の影響で、ベルガモ空港の航空便は午前から正午まで運航が一時中断された。

当日午前、スペインの航空会社ボロテアは、ソーシャルメディアを通じてベルガモ発スペイン・アストゥリアス行きの便で、午前10時35分に「事故」が発生したと発表している。

AFP通信と地元紙『ANSA』は、空港の運営会社SACBOの発表を引用し、「被害者は滑走路に無断で侵入し、空港警備員が追跡したものの取り押さえることができなかった。被害者は空港関係者でも乗客でもなく、身元は現在も調査中である」と伝えている。

男性は、空港1階の到着ロビーに入った直後に滑走路へ現れた。どのようにして滑走路に入ったのかはまだ分かっていない。目撃者の話では、男性はまず右エンジンの保護カバー部分に飛び込み、その後警備員を避けて動き回り、最終的に離陸準備中の機体の左エンジンに身を投じたという。

イタリアのメディアは、男性が自ら命を断つ目的で滑走路へ侵入した可能性が高いとみている。ここ数年、世界各地で飛行機のエンジンに飛び込んで死亡するケースは3件ほど報告されている。

専門家によれば、航空機のターボエンジンはコンテナも吸い込むほど強力であり、離着陸や移動、整備が行われる「エアサイド」と呼ばれる区域は極めて厳しい立ち入り制限が設けられていると説明している。

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