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2025年08月01日金曜日
ホームトレンドクジラ漂着と大地震の「偶然の一致」?千葉・館山にマッコウクジラ4頭が漂着、直後にM8.8地震!専門家「因果関係は未確認」

クジラ漂着と大地震の「偶然の一致」?千葉・館山にマッコウクジラ4頭が漂着、直後にM8.8地震!専門家「因果関係は未確認」

引用:朝日新聞
引用:朝日新聞

千葉県館山市の海岸にクジラ4頭が漂着

朝日新聞の報道によると、29日午後6時ごろ、「海岸にクジラがいる」との通報があり、現地を確認した警察は、体長が7〜8メートルと見られる4頭のクジラが打ち上げられており、まだ生きているようだったと伝えている。

その後、30日午前8時25分には、ロシア・カムチャツカ半島付近でマグニチュード8.8の地震が発生した。これを受けて、SNS上では「クジラの漂着は地震の前兆だったのではないか」といった投稿が相次ぎ、話題となった。

国立科学博物館の関係者は、今回確認されたクジラについて「ハクジラ類の一種であるマッコウクジラと見られ、館山市周辺でも見かけることはあるが、4頭同時に漂着するのは珍しい」としている。ただし、「もし地震前に海底から普段と異なる音が発生していたとすれば、何らかの影響を受けていた可能性もあるが、現段階では判断が難しい」とコメントしているという。

過去には2011年の東日本大震災の1週間ほど前、福島県南部の茨城県沿岸にコビレゴンドウ(小型のクジラ類)約50頭が打ち上げられた例もあるが、当時の大学研究チームは「地震との関連は確認されなかった」との結論に至ったと報じられている。

現地で漂着したクジラの調査を行っている非営利団体の関係者も、「今回の件を地震の予兆と結びつける科学的な根拠はない」としている。

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