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「中国、表現すら罪に…」BL描いた若い女性作家30人を狙い撃ち、人生を壊す国家の論理とは

梶原圭介 アクセス  

中国がBL小説作家の取り締まりに乗…一部の作家は過激行為の描写まで

中国政府が男性同士のロマンスを扱ったいわゆるBL(ボーイズラブ)小説の作家30人余りを逮捕した。

25日(現地時間)、英BBCによると、中国当局はBL小説の中国式表現である「耽美(タンメイ)」作家に対する大々的な取り締まりに乗り出した。

取り締まりで摘発された作家の大半は20代女性で、わいせつ物製作および流布容疑で逮捕されたり取り調べを受けていることが分かった。

彼女たちは台湾にサーバーを置く文学プラットフォーム「海棠文学城」にBL小説を掲載した容疑を受けている。ここは男性同士の愛を扱ったロマンス小説が主に掲載され、「耽美」ジャンルで有名になったサイトだ。

一部の作家は架空のキャラクターを登場させ、暴力的とも受け取れる性描写や、男性が妊娠するという非現実的な設定を盛り込んだ作品を執筆していた。

引用:ゲッティイメージバンク
引用:ゲッティイメージバンク

中国のわいせつ物関連法律は「同性愛やその他の性的倒錯に対する露骨な描写」を取り締まっており、この容疑で利益を得た人は最大10年以上の懲役刑を受ける可能性がある。

現地の弁護士によると、2月から全国的に最低30人の作家が逮捕され、一部は保釈で釈放されたり裁判を待っていると伝えた。作家だけでなく一部の読者に対する調査も行われた。

ある作家は微博(ウェイボー)に関連行為で逮捕された経験を詳細に公開したが、突然削除した。彼女は「その日を絶対に忘れることはできないだろう。すべての人々が見守る中で車に乗せられ、裸で身体検査される屈辱に耐えた」と書いた。

また別の作家は大学で授業を受けている最中に警察に連行され、皆が見守る中で警察が自分の寮を捜索したと明かした。そのほかにも逮捕されたことを明かした作家たちは、投稿していた小説やアカウントをすべて削除し、ネット上から姿を消した。

中国で若い女性を中心に社会的制裁とも言えるような逮捕が相次ぐ中、数十人の弁護士が無償での弁護を申し出ているこれについてある弁護士は約150人以上から相談要請を受けたと明かした。

これに関して現地の法学者は「わいせつ物とみなされるすべての創作物が5,000件以上の閲覧数を記録した場合『流布』とみなして逮捕するという当局の基準が低すぎる」と指摘した。

さらに、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)でデジタル社会学を教えるリャン・ゴー博士は、BL内の仮想の素材について「多くの中国女性が現実で経験する不平等な関係と鮮明な対照をなす」とし、「中国政府の立場では女性たちが耽美小説を好むことが子どもを持つことを避けさせる要因とみなされている」と説明した。

引用:ゲッティイメージバンク
引用:ゲッティイメージバンク
梶原圭介
editor@kangnamtimes.com

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