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2025年08月12日火曜日
ホームトレンド「4か月間ゼロ排便」で腸が15cm拡張した女性…手術後の21連続“スッキリ”で4.5kg減

「4か月間ゼロ排便」で腸が15cm拡張した女性…手術後の21連続“スッキリ”で4.5kg減

引用:ニューシス
引用:ニューシス

米国で、4か月間排便がなく重度の腹部膨満感に悩まされた20代女性が、便の除去手術を受ける事例が報告された。

英紙『ザ・サン』によると、この症例は国際学術誌『Cureus』に掲載された「慢性便秘と重度便蓄積の症例報告」に基づくもの。患者は25歳の女性で、幼少期から慢性便秘を抱え、定期的に浣腸や軟便剤を使用してきたが、この4か月間は全く排便がなかったという。腹痛などを訴えて救急外来を受診した際、医療スタッフが腹部を触診すると硬く、押すと泥のような跡が残る状態だった。

CT検査では、大腸末端部のS状結腸が15cm以上に拡張し、長期間蓄積された便で満たされていることが判明。患者は内視鏡すら通らないほど硬化した便を直接取り除く「用手的便塊除去術」を受けた。

術後は流動食と便秘薬、大腸洗浄剤による治療と食事管理が行われ、入院中に21回の排便に成功。体重は約4.5kg減少したという。

医療スタッフは「慢性便秘は食物繊維や水分の不足、運動不足、排便感覚の無視などが原因で誰にでも起こり得る。長期間症状が続く場合は早期に医療機関を受診すべきだ」と注意を呼びかけている。

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