
米国の俳優でインフルエンサーのメーガン・ライナートセン(29)が、航空機内で体調不良を起こし、使用したトイレの消毒作業のため後続便が欠航となった。自身が体験をSNSで公開し、大きな反響を呼んでいる。
ライナートセンは昨年7月、ポルトガルから米国に帰国する途中で症状に襲われた。経由地のニューアーク・リバティ国際空港で2時間の乗り継ぎ時間があったが、体調悪化を感じつつも我慢して搭乗。離陸後に腹痛と下痢が急激に悪化し、汗が止まらない状態でトイレに駆け込んだ。
「過去最悪の下痢だった。すべてが終わったと思った瞬間、吐き気も襲った」と彼女は振り返る。袋を求めて客室乗務員に助けを呼ぶほどの苦境で、2時間の短いフライトの大半をトイレで過ごした。着陸時には特別にトイレに留まる許可を受け、到着後は歩行も困難となり車椅子で降機した。
その後、客室乗務員から「次の便は欠航となった」と告げられたという。感染症拡大の懸念から航空会社が危険物処理チームを派遣し、徹底的な消毒作業を行ったためだ。ライナートセンは「もし誰かの予定に深刻な影響を与えてしまったなら本当に申し訳ない」と語り、「自分にとっても最悪の悪夢だった」と謝罪の意を示した。
この告白はTikTokで2000万回以上再生され、210万件を超える「いいね」が寄せられた。ネット上では「ノロウイルス胃腸炎に酷似している」との指摘も出ており、本人は原因について「前日にポルトガルの空港で食べたハンバーガーではないか」と推測している。
注目の記事