メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

iPhone画面「覗き見防止」…Appleが特許出願

tech-plus アクセス  

:

(出典: Shinji Moru)

公共交通機関のように人が密集している場所でスマートフォンを使用する際、他人の目が気になることがある。画面に写るプライベートな内容を容易に公開してしまう形になるため、特定の角度からは画面が見えない「プライバシー保護フィルム」を使用する人も少なくないだろう。

プライバシー保護フィルムは180度側面と360度フルカバーの2種類がある。後者はあらゆる角度からの視線を遮断することができるが、画面が暗く、カラー表現が正確ではないという欠点がある。

視線遮断の原理は「マイクロルーバー」技術から着想を得ている。ルーバーは隔壁を意味し、ルーバーの間隔や高さによって視野角を調整することができる。フィルムにルーバーをブラインドのような構造で配置し、画面を見る位置によって見えないように調整する方式だ。

フィルムの代わりに画面内蔵技術を適用

(出典: Apple)

ディスプレイに直接視線遮断機能を追加することはできないのだろうか?最近、Appleが米国特許庁(USPTO)に出願した特許によると、不可能な話でもないようだ。 11月21日(現地時間)、IT専門メディアAppleInsider(アップルインサイダー)は、Appleがディスプレイのプライバシー保護技術に関する特許を出願したと報じた。

特許は大きく分けて二つだ。まず「曲面型画面用プライバシーフィルム」という名称の特許だ。ディスプレイの上にプライバシーフィルム層を追加する方式である。

このフィルム層は偏光フィルターの役割をする。前述のプライバシー保護フィルムのように、特定の方向からのみ画面を正しく見ることができるようにするのだ。側面からは画面がうまく見えないが、ユーザーの真後ろからの覗き見は防ぐことができないという。

(出典 : AppleInsider)

Appleは「画角調整が可能なディスプレイ」という特許も共に提出したという。ディスプレイ内に電気的な制御が可能なフィルターを導入し、ユーザーが画面の偏光を制御できるようにすることが骨子だ。一言で言って、ディスプレイの視野角を任意に変更できるということである。

最新のスマートフォンのディスプレイの視野角は、パネルによって差はあるが、通常170度程度である。ほぼ全ての角度から画面が見えるレベルだ。Appleの特許は、制御回路が電極に電流を流して電気化学物質を不透明にする原理を含んでいる。ディスプレイ内に電気的制御が可能なフィルターを搭載し、視野角を調整する方式だ。プライバシーフィルムとは異なり、ディスプレイ内部に直接統合する技術である。

しかし、この方法も完全なプライバシー保護が可能になるわけではない。ユーザーの真後ろから同じ角度で見る場合には画面が見えるからだ。海外ではディスプレイの品質を損なうことなく、ユーザーのプライバシー保護を強化する方法だと説明している。

他の方法はないのか

左 – 透明効果 / 右 – 暗い画面効果 (出典: サムスン電子サービス)

一部の高級型ノートパソコンでは、ディスプレイにプライバシー機能をサポートしている。視線追跡や周辺認識機能を活用して、ユーザー以外の人は画面を見ることができないようになっているのだ。他の角度から画面を見ることができないように、ノートパソコン自体で視野角を調整することもある。

サムスンのシークレットスクリーン機能が代表的な例だ。サムスンセキュリティアプリをインストールすると、プライバシーフィルムと同様の「透明効果」と「暗い画面効果」機能を利用することができる。透明効果は、画面の透明度を下げて薄暗くする機能だ。透明度が低くなり壁紙と重なって見えるため、内容を認識しにくくなる。暗い画面効果は、文字通り画面の明るさを下げて暗くする機能である。ウィンドウキーとF11キーを同時に押して素早く実行することもできる。

ビジュアルハッキング防止効果に対する期待

(出典:3M)

海外では、Appleの新しい特許が「ビジュアルハッキング(Visual Hacking)」を防止することに期待が高まっている。ビジュアルハッキングとは、他人のPCやノートパソコン、スマートフォンなどを盗み見る行為を意味する。ハッキングは一般的に特定のツールやソフトウェアを利用して行なわれる場合が多いが、ビジュアルハッキングは特別な装置や技術を利用しなくても簡単に他人の情報を奪取することができるのだ。

ビジュアルハッキングは日常生活で頻繁に発生している。ATMから現金を引出す際などが代表的な場合といえるだろう。暗証番号の入力時に「暗証番号を後ろから盗み見られたり、他人に知られたりしないようにご注意ください」という警告メッセージが表示されるのはこのためである。玄関のドアロックの暗証番号を入力する際にも、ビジュアルハッキングが可能だ。毎日使用するスマートフォンもハッキングされる危険性が高いため、Appleの新しい特許がセキュリティ強化に役立つと期待されているのだ。

テックプラス編集者 キム・ハヨン

tech-plus@naver.com

The post iPhone画面「盗み見ることができない」…アップルが出願した特許技術は? appeared first on 테크plus-Techplus.

tech-plus
CP-2022-0257@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「離婚しても地獄は終わらなかった...」離婚から33年後に届いた“元夫名義の債務”に60代女性が涙
  • 「赤ちゃんだから、盗んでもわからないはず...」米父親、4歳息子の貯金1万ドル流用で非難轟々
  • 「給料が少ない月はタッチ禁止!」40万円未満なら“しない”妻の衝撃告白
  • 11カ月の娘を殴って殺害後、スチロール箱に遺棄した父親…“心神耗弱・知的障害”を訴え寛大な処分を求める
  • 「83トンのラムセスが目の前に!」総工費1,500億円・面積50万㎡の“大エジプト博物館”が開館 世界が息を呑む壮観
  • 「信じた結果がこれ?」交際相手に託した事業資金が“整形代”に!裏切られた男性が下した“まさかの決断”

こんな記事も読まれています

  • イーロン・マスク、「空飛ぶロードスター」を年内公開へ?再び大言か現実か
  • 内燃ドライバーへ、新時代の「電気走行マニュアル」を伝授
  • 「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に
  • 「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像
  • 「少しずつ死ぬ姿を見たかった」30年恋人を毒殺した女の狂気、愛はどこへ?
  • イーロン・マスク、「空飛ぶロードスター」を年内公開へ?再び大言か現実か
  • 「暴力夫から逃げたのに、絞首刑の危機…」女性に自由も正義もない、イランの現実!
  • 内燃ドライバーへ、新時代の「電気走行マニュアル」を伝授

こんな記事も読まれています

  • イーロン・マスク、「空飛ぶロードスター」を年内公開へ?再び大言か現実か
  • 内燃ドライバーへ、新時代の「電気走行マニュアル」を伝授
  • 「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に
  • 「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像
  • 「少しずつ死ぬ姿を見たかった」30年恋人を毒殺した女の狂気、愛はどこへ?
  • イーロン・マスク、「空飛ぶロードスター」を年内公開へ?再び大言か現実か
  • 「暴力夫から逃げたのに、絞首刑の危機…」女性に自由も正義もない、イランの現実!
  • 内燃ドライバーへ、新時代の「電気走行マニュアル」を伝授

おすすめニュース

  • 1
    「助けて…この子たちを」極寒のごみ箱で子犬5匹を守った母犬に世界が涙

    フォトニュース 

  • 2
    「トランプも為す術なし」...米国を封じ込めた習近平の“20年戦略”

    ニュース 

  • 3
    「海で222キロ漂流...」リビア沖で移民45人救出!止まらぬ“亡国の連鎖”

    ニュース 

  • 4
    「運転しながら充電完了!」フランス、世界初“ワイヤレス充電道路”公開 “EV革命”が現実に!

    ニュース 

  • 5
    他人の生命危険まで?医師の診断書あっても油断禁物、“飛行機に乗れない”判断も

    ライフスタイル 

話題

  • 1
    中国で「母を保険金に」冷酷な計画の結末、悪質で卑劣な犯行の23歳息子に最高刑“死刑判決”

    ニュース 

  • 2
    韓国人女性、「出国日を知らなかった」観光ビザで入国後も出国せず、出入国管理法違反で逮捕

    ニュース 

  • 3
    「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に

    フォトニュース 

  • 4
    「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像

    フォトニュース 

  • 5
    「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]