
マレーシアで、体重約138㎏の男が暗闇の中で彼女の3歳の娘を誤って踏みつけ死亡させた容疑で、懲役10年の判決を受けた。31日、サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)などによると、アフマド・アシュラフ(Ahmad Ashraf・33)は2022年7月20日、入院中の彼女に代わって3歳の娘の世話をしていたという。
当時の午前3時30分頃、アシュラフは子どもの泣き声で目を覚まし、食事を作るために部屋を出た。その後、消灯していた部屋に戻ったアシュラフは誤って子どもの胸を踏みつけた。当時の彼の体重は約138㎏に達していた。
子どもの異常な呼吸音に気づいて明かりをつけたアシュラフは、すぐに子どもに応急処置を試み、直ちに病院へ搬送したが、結局子どもは亡くなった。彼はその日のうちに警察に自首したとされる。
判決公判で殺意はなかったものの過失致死の容疑を認めたアシュラフは、体重が減った姿で現れた。検察は以前、アシュラフに最低12年以上の懲役刑を求刑していた。
アシュラフは法廷で彼女に許しを請い、悲劇的な事件について深く反省していると訴えた。裁判所は彼が捜査に積極的に協力したこと、意図的な暴力性がなかったことなど減刑要素を考慮し、懲役10年を言い渡した。













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