
米国のあるレストラン従業員が食品に尿をかけ、その様子を撮影してオンラインに投稿するなど、常軌を逸した行為を働き、懲役刑が言い渡された。
27日(現地時間)、ピープル誌など米国のメディアによると、カンザス州ジョンソン郡裁判所は9日、体液で飲食店の食品を汚染し、児童を映した違法動画を所持した罪で起訴されたジェイス・ハンソン氏に懲役11年4か月を言い渡したという。
ハンソン氏は昨年3~4月の1か月間、リーウッドのあるレストランで働きながら、飲食店の食品を20回以上汚染し、関連する動画を撮影した疑いがもたれている。報道によると、ある通報者が「レストランの従業員が意図的に食品を汚染し、それを撮影した動画をオンラインに投稿した」と通報したことで警察が捜査に乗り出した。
問題の動画には、ハンソン氏がレストランで勤務中に食品に尿をかけたり、自身の下半身の重要部位を食品に擦り付けたり、唾を吐きかけたりする様子が収められていたという。警察がハンソン氏の携帯電話を調査した際、食品汚染行為の動画に加え、児童を映した違法動画も発見されたと伝えられている。
ハンソン氏が働いていたレストランは、この事件が報道されるや否や、イメージに大きな打撃を受けた。当該店舗は事件後、経営難を理由に閉店に追い込まれた。さらに、ハンソン氏の勤務期間中に来店し、食中毒にかかったと主張する客らが、レストランを相手取り数十件の民事訴訟を起こしている。













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