メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「世界初のAI大臣、83人の子を妊娠?」アルバニア首相の“衝撃発言”に国際社会唖然

望月博樹 アクセス  

 引用: YouTube@BerlinGlobalDialogue
 引用: YouTube@BerlinGlobalDialogue

世界初に人工知能(AI)を政府の省庁大臣に任命したと発表し話題を呼んだアルバニアのエディ・ラマ首相が、最近の国際会議でAI大臣が数十人の子を妊娠したと発言し、物議を醸している。

これに先立ちアルバニアは、「ディエラ」という名のAIキャラクターを公共調達省大臣に任命したと発表した。当時ラマ首相はFacebookで「ディエラは物理的には存在しないが、仮想的に作られた内閣構成員になる」とし、公開入札での不正を防ぎ、政府の透明性向上に貢献すると述べた。

ディエラはアルバニア語で「太陽」を意味する女性名詞で、アルバニアの伝統衣装を着た女性の姿で具現化された。ディエラは大臣に任命される前から政府の業務を支援する役割を果たしていた。

今年初め、アルバニア政府がMicrosoftと協力して開発したデジタル政府サービスプラットフォーム「e-Albania」のAI基盤の仮想アシスタントとして、ユーザーのサイト案内や約100万件のデジタル問い合わせ・文書アクセスを支援した。

 引用: YouTube@BerlinGlobalDialogue
 引用: YouTube@BerlinGlobalDialogue

ラマ首相は先月の26日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで開催された「ベルリン・グローバル・ダイアログ(BGD)」での対談で「ディエラが妊娠したという事実を初めて皆さんにお知らせしなければならない」とし、「ディエラは我が国の国会議員と1人ずつ子を持ち、合計83人の子を持つことになる」と述べた。

ラマ首相が言及した「83人」は、アルバニアの現与党である社会党が占める国会議席数と一致する。ラマ首相は、それぞれの「AI子」が社会党議員に問題への対応方法を助言し提案する仮想秘書の役割を果たすと説明した。さらに「これらの子どもたちは欧州連合(EU)の法律について母親(ディエラ)と同じくらい詳しいだろう」と自信を示した。

また「コーヒーを飲みに行って戻ってきたとき、この子たちはその間に何が話されたのか、あなたの名前が出たかどうかを教えてくれるだろう」と付け加えた。この日、ディエラも対談中に映し出された画面で司会者の質問に答え、今後の政策を説明した。

ラマ首相は「来年の会議ではディエラの子どもたち全員を集め、スクリーン80台以上を用意する」と冗談を飛ばした。AIプログラムであるディエラを大臣に任命した決定について、アルバニアの政界では賛否両論が巻き起こっている。

 引用: アルバニア政府
 引用: アルバニア政府

野党の民主党はAI大臣任命について、非現実的で違憲だと批判した。アルバニア憲法によれば、政府大臣は18歳以上の精神的に健全な市民でなければならないという。

一方、キングス・カレッジ・ロンドンの反腐敗・法の支配を研究する専門家アンドリ ホシャイ氏(Andi Hoxhaj)は「AIはまだ新しいツールだが、適切にプログラムされればオンライン入札で企業が条件と基準を満たしているかをより明確かつ詳細に確認できる」と述べた。彼はアルバニア政府のこうした取り組みが、EU加盟の重要条件の一つである公共分野の腐敗撲滅の達成にも役立つだろうと予測した。

BBCは、新大臣がポップスターのように単にディエラという名前で知られていると指摘し、アルバニア憲法を考慮するとこの措置は公式というより象徴的な性格を持つと説明した。実際の大臣資格を巡る議論はあるものの、人間ではなくAIボットを任命したことは腐敗撲滅の面で利点になるだろうとBBCは伝えた。

バルカン半島西部に位置するアルバニアは、1990年の共産主義政権の崩壊以来、組織犯罪と腐敗撲滅という課題に取り組んでいる。アルバニアの公共入札分野で腐敗を完全になくすことが、ディエラに課せられた役割だ。

ラマ首相はディエラ任命時、BBCに対し「アルバニアだけでなく国際的に優れたチームと協力し、公共調達分野で初の完全なAIモデルを開発している」とし、「公開入札へのあらゆる潜在的な不正の影響を排除するだけでなく、その過程をより迅速かつ効率的に、完全に責任を持って遂行できるようにする」と述べた。

望月博樹
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「中国、危険な一線を越えた」映画の蛇ブームで毒蛇販売が爆発…日常崩壊は”自業自得”か
  • 「87歳巨匠を手玉に取る37歳妻?」900億円相当の資産を抱える画家、4度目の結婚で旧家族と“絶縁宣言”!
  • 「病気でも通用せず」中国で勤務中の長時間トイレを理由に解雇、司法はどう見たか
  • 世界最小の馬が現れた、体高52.6センチでも役割は想像以上
  • ロシア皇室の遺産が更新した記録、ファベルジェの卵が示す異次元価格
  • 善意で病院送迎しただけなのに、返ってきたのは文句だった

こんな記事も読まれています

  • 見えない凍結が最も危険、ブラックアイスバーンの正体
  • 冬の雪道安全運転ガイド、スノータイヤと制動の基本
  • 「5秒の確認で防げる」冬に危険なバッテリーの色サイン
  • 「技術をすべて受け入れる」トヨタ・日産、中国市場で生き残るための決断
  • 「中国、危険な一線を越えた」映画の蛇ブームで毒蛇販売が爆発…日常崩壊は”自業自得”か
  • 「中国政府が隠した真実」…“天安門鎮圧”拒否した中国司令官、裁判映像がYouTubeで124万回再生!
  • 「米軍ヘリと民間機衝突で67人死亡」…米上院、事故の教訓で軍用機の“位置自動送信”を義務化へ!
  • 【四面楚歌】トランプ経済運営に国民がNO!生活費高騰で支持率は“過去最低更新”

こんな記事も読まれています

  • 見えない凍結が最も危険、ブラックアイスバーンの正体
  • 冬の雪道安全運転ガイド、スノータイヤと制動の基本
  • 「5秒の確認で防げる」冬に危険なバッテリーの色サイン
  • 「技術をすべて受け入れる」トヨタ・日産、中国市場で生き残るための決断
  • 「中国、危険な一線を越えた」映画の蛇ブームで毒蛇販売が爆発…日常崩壊は”自業自得”か
  • 「中国政府が隠した真実」…“天安門鎮圧”拒否した中国司令官、裁判映像がYouTubeで124万回再生!
  • 「米軍ヘリと民間機衝突で67人死亡」…米上院、事故の教訓で軍用機の“位置自動送信”を義務化へ!
  • 【四面楚歌】トランプ経済運営に国民がNO!生活費高騰で支持率は“過去最低更新”

おすすめニュース

  • 1
    「史上最大級の入国禁止!」トランプ政権、“移民犯罪”を理由に世界の“5分の1”を締め出す衝撃

    ニュース 

  • 2
    「第三世界はもういらぬ!」トランプ、アフリカ・中東を”一斉排除”…米国は100年前へ逆走か

    ニュース 

  • 3
    「米露、極秘接触!」マイアミで停戦協議、“戦争の行方”を決める一日へ

    ニュース 

  • 4
    「ロシア崩壊を狙う子豚ども!」プーチン激高、ウクライナ支援国に“全面対決”警告

    ニュース 

  • 5
    「冷戦時代の再来か?」ポーランド、“オタワ条約”離脱!ロシアの脅威に備え“地雷量産”へ

    ニュース 

話題

  • 1
    「この海は完全に封鎖する」トランプ、ベネズエラに最大圧力…その裏で浮かぶ中国の“異様な取引”

    ニュース 

  • 2
    新作でも止まらない勢い…韓国アイドルグループ・Stray Kids、ビルボード200で3週連続好成績を記録

    エンタメ 

  • 3
    白い肩ラインが視線を奪う…人形のような美貌✨チュウの近況ショットに称賛の声「まるで妖精」

    エンタメ 

  • 4
    暴露系クリエイター vs 所属事務所…人気俳優の番組降板をめぐり食い違う主張「真実を隠すことはできない」

    エンタメ 

  • 5
    「他国防衛はもうやめたのか?」ドイツ、ポーランドからパトリオット・部隊を撤収した理由

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]