
マレーシアで伐採作業のため森に滞在していた作業員のうち、監督官1人が野生のゾウに襲われ脚を負傷し、その数時間後に再びゾウの攻撃を受け死亡する事件が発生した。
報道によると、先月31日付マレーシアメディア『マレー・メール』と『フリー・マレーシア・トゥデー』によれば、先月29日マレーシア・クランタン州グアムサン地域で、伐採現場の監督官サイディ・ザハリ(43)が時間差で行われたゾウの攻撃により死亡した。
事件は午後10時頃、伐採作業員6人が伐採キャンプ近くのテント宿泊所で就寝中に発生した。
当時、作業員たちは強いゾウの匂いと宿泊所の外の物音から、野生のゾウの群れが接近していることを察知し、宿泊所外の森へ逃走した。
しかし、そのうちサイディはうまく逃げ切れず、1頭のゾウに捕まってしまった。
数時間後、作業員たちがサイディが捕まった場所に戻ると、彼は両脚が折れるなど深刻な負傷を負っていたものの、まだ命を保っていたという。
作業員たちはサイディを宿泊所へ再び運び介抱した。
ところがその後すぐ、群れのリーダーとみられる1頭のゾウが戻ってきて彼らを再び襲った。













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