コップに「男性の影」が映り… 17歳アイドル練習生、SNS投稿の1枚でグループ脱退
17歳の女性練習生、ドリンクカップに「男性の影」映り物議
所属事務所、騒動から1日で「規約違反」として脱退を発表

10代の女性アイドル練習生がSNSに投稿した1枚の写真をきっかけに、所属グループを脱退することになった。
4日、複数の芸能メディアによると、ガールズグループのデビュープロジェクト「ヒロインズ研究生」に参加していた藤咲あずさん(17)は、映画館とみられる場所でポップコーンとコーラを手にした写真を自身のX(旧ツイッター)に投稿した。
問題となったのは、写真のコーラのカップに男性のシルエットが映り込んでいた点だった。
この投稿を見たファンがすぐに「デートではないか」と疑惑を提起し、写真はSNS上で瞬く間に拡散した。
ファンの間では「写真を撮ったのは彼氏ではないか」との憶測が広がり、「アイドルとしての『清純なイメージ』が壊れた」と批判が相次いだ。
騒動を受けて藤咲さんは投稿を削除し、その後アカウントも閉鎖した。
所属事務所は公式アカウントで「重大な規約違反が確認された」と発表し、「藤咲は即日グループを脱退する」と明らかにした。
あわせて「根拠のない憶測や、本人への直接的な連絡・誹謗行為は控えてほしい」と呼びかけた。
藤咲さんも事務所の声明を引用し、「軽率な行動でファンやメンバーに迷惑をかけた」と謝罪した。

脱退発表後、SNSでは「一枚の写真で脱退は厳しすぎる」、「練習生にも人権がないのか」と事務所を批判する声が上がる一方、「ファンとの信頼を裏切った行為だ」と事務所の判断を支持する意見も見られた。
アイドル業界では「恋愛禁止」が暗黙のルールとされ、ファンに対して献身的で純粋なイメージを保つことが求められている。
昨年には、交際写真が流出したアイドルが、1年間にわたり「就寝前に一人で過ごす写真」を投稿するよう事務所から指示された例もあったという。
メディアのトンボリデイは「こうしたスキャンダルは珍しいことではない」と指摘し、「今回の藤咲の脱退の早さから、事務所が『恋愛禁止』のルールをいかに厳格に適用しているかが分かる」と報じた。
今回の一件を機に、アイドル業界での「私生活管理」のあり方が再び議論を呼んでいる。
特に未成年練習生の私生活の線引きや、脱退決定の過程における透明性の欠如が問題視されている。

一方、韓国でもアイドルの恋愛は依然としてタブー視されている。
男性グループGODから、BLACKPINK、OH MY GIRLまで、契約書に「デビュー後一定期間の恋愛禁止条項」が盛り込まれていたと明かしている。
aespaのカリナは昨年、俳優イ・ジェウクとの交際を認めた直後、ファンからの批判を受けて謝罪文を投稿し、公開交際からわずか5週間で破局を発表した。
当時、BBCはカリナの謝罪を報じ、「K-POPアイドルの交際公表は『恥ずかしいこと』とされている」と指摘し、「日韓のポップスターは、私生活を明かすことすら難しいほどの圧力がかかる業界で活動している」と批判した。













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