
インドネシアの観光地バリ島で、外国人観光客を乗せたミニバスが谷に転落し、5人が死亡、8人が負傷する事故が発生した。
現地メディアによると、事故は14日午前5時頃、島北部のギットギット地区で起きた。バリ島南部から北部のシンガラジャ方面へ向かっていたミニバスには、地元の運転手1人と中国人観光客12人の計13人が乗車していた。
現地警察の説明では、バスは目的地に近づいたところで道路を外れ、街路樹に衝突した後、横転して谷底に落下したとみられる。強い衝撃で車体は大きく損壊したという。

この事故で、中国人観光客の60代4人と50代1人の計5人が死亡し、遺体は近くのブレレン地域病院に搬送された。
同じく中国人観光客7人が負傷し、シンガラジャのカリヤ・ダルマ・フサダ病院で手当てを受けている。運転手のアリフ・アル・アクバル(39)は擦り傷程度の軽傷だった。
警察は「在デンパサール中国総領事館と連携し、被害者の身元確認と情報提供を進めている。家族への通知も行う予定だ」と説明した。事故原因の特定に向け、現場での調査を続けている。















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