

韓国出身の内野手、キム・ハソンが米大リーグのアトランタ・ブレーブスと再契約した。6億円上昇した年俸で昇給を果たした。
キム・ハソンのアトランタ残留が16日午後2時時点で、Yahoo! JAPANの野球ニュースランキングで最も閲覧数の多い記事として掲載された。多数の日本人メジャーリーガーや、日本選手が所属する球団の話題を上回っており、日本国内でも高い認知度と関心を集めていることを示している。
キム・ハソンは16日(日本時間)、アトランタ残留を決断した。契約条件は1年2,000万ドル(約30億9,996万6,067円)で、事実上、1年後に再び大型契約を目指す意向を示した形だ。キム・ハソンは以前、タンパベイ・レイズと2026年の選手オプション付き1+1年、総額3,100万ドル(約48億494万7,404円)の契約を結んでいたが、アトランタでシーズンを終えた後、この+1年オプションを拒否して、FA市場に出ていた。
ただし、直ちに巨額の複数年契約を獲得するのは容易ではなかった。右肩の負傷後、メジャーリーグ復帰までに想定以上の時間を要したためだ。早期には4月中の復帰を目指していたものの、実際にタンパベイのユニフォームを着て初出場したのは7月5日だった。さらに、メジャーリーグ選手団に在籍した期間は約2か月足らずに過ぎなかった。タンパベイは9月にキム・ハソンをウエーバーに出し、遊撃手を必要としていたアトランタがウエーバークレームでキム・ハソンを獲得した。

Yahoo!で最も閲覧数の多かったニュースは、スポーツニッポンが執筆し、ジョン・ヘイマン記者のSNS情報を基に伝えたものだった。
スポーツニッポンはキム・ハソンについて「2023年にアジア出身内野手として初めてメジャーリーグのゴールドグラブ賞(ユーティリティ部門)を受賞した。昨季まではサンディエゴ・パドレスでプレーしていた。FA後にタンパベイと契約したが、前年9月の右肩手術の影響で開幕は負傷者リスト入りとなった。タンパベイでは初出場後にふくらはぎの負傷や腰痛にも見舞われ、出場は24試合にとどまった。その後、アトランタへ移籍した」と紹介している。
今季成績は、2球団合計で38試合に出場し、打率0.234、5本塁打、17打点だった。
また、キム・ハソンは来季年俸1,600万ドル(約24億8,004万161円)の契約を残した状態でオプトアウトを行使してFAとなったことにも触れ、米メディアは、キム・ハソンの代理人がボラス・コーポレーションである点から、年平均2,000万ドル(約31億5万201円)以上の複数年契約を狙っていると報じていたと伝えた。結果的に、今回の再契約では年俸が約400万ドル(約6億2,001万40円)を増額された形となった。
メディアはキム・ハソンとロベルト・スアレスとの再会にも注目している。スポーツニッポンは「アトランタは、サンディエゴで抑えを務めていたスアレスも獲得した。キム・ハソンとスアレスが再び同じチームでプレーすることになる」と報じた。














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