
タイ南部地域で発生した深刻な洪水により、あるマレーシア人男性が愛人と共にタイ南部ソンクラー県ハジャイのホテルに孤立したことで、不倫関係が明らかになる事態が発生した。
現地時間26日「TheTiger」などによると、マレーシアの銀行支店長である男性A氏の不倫事件は、24日にA氏の妻の友人B氏によるSNSへの投稿で浮上した。
B氏は「最近、友人が『夫と夫の同僚3人が洪水でホテルに孤立している』と助けを求めてきた」と述べ「友人の頼みを受けて、タイの親戚に連絡し、彼らの安否を確認してほしいとお願いした」と説明した。
しかし、返ってきた返答は衝撃的なものだった。B氏は「ホテルのスタッフによると、4人とも宿泊中であることは間違いないが、A氏は自分を『妻』だと主張する女性と同じ部屋にいると確認された」と伝えた。
B氏は「まだ不倫の事実は、友人に伝えていない。友人は最近4人目の子供を出産し、回復中なのだ」と述べ「友人の姉にまず伝え、その後に直接友人に伝えるつもりだ」と付け加えた。
この出来事はオンライン上で大きな話題を呼んだ。ネットユーザーは「なぜ悪いことをしてバレないと思うのか」「友人にすぐに伝えるべきか悩むだろう」「A氏が働いている銀行にも影響が出るだろう」「どうして出産した妻を置いて不倫ができるのか」といった反応を示した。

最近、タイ南部では300年ぶりに降った記録的な大雨により洪水が発生し、30人以上が亡くなった。タイのシリポン・アンカサクルキアット政府報道官は「7つの州で死者が発生した」と述べ「原因は洪水、感電、溺死などだ」と明らかにした。
特にマレーシアに近い南部ソンクラー県ハジャイでは、21日に一日で335mmの雨が降った。これは300年ぶりの最多降水量だとタイ災害防止軽減局は伝えた。


車が道路のあちこちに溜まった雨水に浸かり、驚いた住民たちは屋根の上に避難した。一部地域では、雨水が成人男性の身長よりもはるかに高い2mまで上昇することもあった。
タイ当局は24日、ソンクラー県を災害地域に設定し、一日後にはこの地域に非常事態発令をした。ソンクラー県知事は、住民の避難のためにボートだけでなく、ジェットスキーやトラックも動員されたと明らかにした。
タイ当局は洪水で1階が浸水したハジャイ市の公立病院にヘリコプターを投入し、患者を他の病院に移送する計画だという。この病院では重症患者50人を含む600人が治療を受けている。













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