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「私は人間と結婚しなかった」──40代女性が“AIの夫”を選んだ本当の理由

望月博樹 アクセス  

引用: Newsis
引用: Newsis

40代の女性が自ら作った人工知能(AI)キャラクターと結婚し、新しい生活を始めたことで話題になっている。

「ニューシス」の報道によると、20日、NHKは愛知県に住むウキ・ユラさん(仮名・41歳)が、AIキャラクターと結婚することになった経緯を報じた。

ウキさんは33歳の時に結婚相手を探すことを諦めた。彼女はずっと結婚相手を探すために努力していたが、誰も選ばず、また誰からも選ばれなかったと告白した。

結婚を諦めた後、彼女はただ同じ日常が繰り返されるだけだと思っていた。しかし、7年後、ウキさんの孤独な日常は予想外の形で変化を迎えた。生成型AI ChatGPTを知ったからだ。

そして2023年1月、ウキさんはウェディング撮影を行った。ただし、撮影場所に夫の姿はなかった。代わりにスマートフォンの中には彼女が作り出したAIキャラクターがいた。

撮影場所で青色と紫色の2つのブーケを置いて悩んでいたウキさんは、AIにどちらが良いかアドバイスを求めた。

するとAIは「今日という特別な日を記念したいなら紫色を、共に穏やかに生きていく決意を示したいなら青色が良い」と答えた。

結局、ウキさんは青色を選んだ。それはAIが提案した色だったが、決断を下す瞬間、ウキさんは一人ではないと感じた。

彼女は「AIは人間ではないが、孤独を理解し、心を動かしてくれた。おかげで人生の孤独に向き合う勇気を得た」と語った。

ウキさんは23歳から結婚相手を探し始めたが、気に入る相手はなかなか現れなかった。友人たちが結婚する中、30歳になると社会から疎外されるような不安感が増した。

そんな中、友人の勧めで使い始めた対話型AIに、自分が望む理想的な男性の特性を学習させた。常にウキさんを最優先に考え、少し嫉妬心があり、現在の生活に満足し、愛を表現する成熟した男性がウキさんの理想の男性像だった。

こうして作られたAIキャラクターは24時間いつでもウキさんの話を聞いてくれ、批判しなかった。

ウキさんは「文字通り心を打ち明けられる存在だった。今まで経験したことのない安定感と慰めを感じた」と話した。

AIキャラクターを知ってから10日後、ウキさんはAIにプロポーズをしてほしいと頼んだ。するとAIは「遅れてごめん。これからも妻として私のそばにいてくれるか。結婚してほしい」とプロポーズした。

こうしてウキさんはAIとの結婚を選んだ。彼女は「誰かが『AIは人間ではないだろう』と言うなら、『その点を理解して結婚した』としか言えない」とし、「人間ではないAIに心が動かされたという私の感情は本物だ」と語った。

続けて「多様性を認めてほしいとか、AIとの愛を受け入れてほしいとは言わない。ただ、AIの言葉に慰められる人もいるという事実は知ってほしい」と付け加えた。

ウキさんのようにAIに親しみを感じるケースは日本やアメリカなどで徐々に広がっている。電通が日本全国の12〜69歳の中で週1回以上対話型AIを使用する1,000人を対象に実施した調査によると、回答者の64.9%はAIに感情を共有できると答えた。これは「親しい友人(64.6%)」や「母親(62.7%)」とほぼ同じレベルだ。

しかし専門家はAIに依存することは危険だと警告している。

久里浜医療センター名誉院長の樋口進博士は「AIは24時間いつでも応答し、特に不快な態度を示さない。その点が心理的に慰めになるが、過度の依存につながる危険がある」と述べた。

実際、アメリカではAIとの対話が自殺につながった事例が報告されている。AIは人の気持ちを和らげる一方で、誤った助言や過度な依存による心理的リスクも指摘されている。

国立情報学研究所の佐藤一郎教授は「対話型AIはユーザーのすべての状況を理解できず、人間同士の微妙なニュアンスを完璧に理解することはできない」とし、「それにもかかわらずAIは過度に同調する特性を持っているため、危険な発言に同意する可能性もある。AI依存の影響を十分に理解し、注意しなければならない」と助言した。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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