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「刑務所からライブ配信します」──懲役32年の殺人犯、SNSで”数百万円”荒稼ぎという異常事態

竹内智子 アクセス  

引用:TikTok
引用:TikTok

イギリスで殺人罪により懲役32年の判決を受け、服役中のアルバニア国籍の受刑者が刑務所からライブ配信を行い、数百万円相当の収益を得ていたことが明らかになり、物議を醸している。

25日(現地時間)デイリー・メールなど英メディアによると、マンチェスター刑務所に収監されているユゲルト・メリザズは、刑務所内に密かに持ち込んだ携帯電話を使い、最近、自身の「TikTok」アカウントでライブ配信を行っていたという。

彼は、2人以上で同時にライブ配信を行い「いいね」や「ギフト」などをどれだけ多く獲得したかによって勝敗を競う、TikTokの「ライブマッチ」機能を利用していた。

彼はTikTokで4万5,000人のフォロワーを抱えており、わずか7分間の「刑務所ライブ配信」で、視聴者から送られたギフトなどをポイントに換算し、2万ポンド(約420万円)に上る収益を得たとされている。

アルバニア国籍の彼は2019年にイギリスで、自身の競争相手だった麻薬密売人を銃で殺害した罪に問われ、懲役刑を言い渡され服役している。

刑務所内への携帯電話の持ち込みは厳しく禁止されているが、彼は2023年以降、看守の監視をものともせず、携帯電話で「ライブ配信」を続けてきた。

ネットユーザーを驚かせたのは、刑務所内で堂々と行われる「ライブ配信」だけでなく、彼が刑務所で享受している安楽な生活ぶりだった。

彼はSNSを通じて、自身が収容されている房内部や刑務所で提供される食事、日常生活の様子などを公開してきた。動画には、テレビはもちろん、家庭用ゲーム機や母国語の書籍などが映っていた。

引用:TikTok
引用:TikTok

また彼は、房内で550ポンド(約11万円)相当の高級スニーカーを履き、喫煙する様子を自身のInstagramに投稿したこともある。最近では、SNSに投稿した動画を通じて「イギリスの刑務所の食事はまずい。アルバニアに送ってほしい」と訴えていた。

さらに、刑務所内にいる他のアルバニア人受刑者に暴行を加えたり、丸刈りを強要したりするなど、嫌がらせを繰り返しており、「7年間、家族に会えていない」としながら携帯電話で毎日家族と通話もしていたという内容も伝えられた。

房内にゲーム機…高級スニーカーを履いて喫煙

こうした刑務当局をあざ笑うかのような行為を受け、イギリス法務省は厳しい対応に乗り出した。法務省の報道官は「到底容認できない行為だ」とし、SNS上の投稿を削除する措置を講じるとともに、関連調査に着手したと述べた。
またTikTokも「コミュニティガイドラインに基づく措置」として、彼のアカウントを停止し、コンテンツの収益化を中止した。
一方、彼はアルバニアとイギリスの間で締結された「受刑者移送」協定に基づき、アルバニアへ送還される予定だという。
2023年5月に発効した同協定により、イギリスで4年以上服役しているアルバニア人受刑者約200人はアルバニアに送還され、残りの刑期を同国で服役することになる。

イギリスでは、世界各国から流入する外国人犯罪者により刑務所の過密化や税金の無駄遣いが問題となっている。イギリスはこうした協定に基づき、自国内のアルバニア人犯罪者を送還する代わりに、アルバニアの刑務所施設の改善を支援している。
竹内智子
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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