
台湾で102歳の資産家を巡る病院前の乱闘映像がオンラインで再拡散され、論争が激化している。車椅子に座った高齢男性を家族が取り囲み、瞬時に別の方向へ引っ張っていく場面が公開され、「誘拐ではないか」との反応まで出ている。
18日(現地時間)英国のデイリー・メールと台湾の現地メディアなどによると、事件は3日、台北市中山区のある病院前で発生した。102歳のワンさんが68歳の介護士ライさんの助けを借りて診療を終えて出てくると、現場で待機していた子供たちや嫁、孫など10人余りが押し寄せた。

家族はライさんを押しのけ、車椅子を操作してワンさんを移動させようとした。この過程で大きな声が響き渡り、ライさんは怪我をして治療を受けたと伝えられている。通報を受けて出動した警察が現場を整理し、ワンさんは結局家族と共に移動した。
約39億円資産…結婚直後に約10億円台の移転

対立の火種は婚姻届だった。ワンさんは5日、ライさんと婚姻届を提出したことが確認された。子供たちは成年後見人の選任手続きを進めている最中に、遅れてこれを知ったと主張している。
彼は過去に不動産仲介業に従事し、土地や建物などを含めて7億~8億台湾ドル(約35億~39億円)規模の資産を保有していると言われている。
家族側は婚姻届提出直後に土地7筆と保険金など約2億台湾ドル(約10億円)がライさんとその子供の名義に移転されたと主張している。これに対して子供たちは「父は認知能力が低下していた」とし、「正常な判断に基づく結婚ではない」と反発している。
婚姻は有効か、意思能力を巡り法廷判断へ

一方、ライさん側は「婚姻は合法的に行われ、強制性はなかった」と反論した。彼女は家族を暴行・侮辱容疑で告訴し、接近禁止命令も申請している。
婚姻届を受理した管轄行政機関は「ワンさんは当時の質問に応答しており、手続き上の問題はなかった」と説明した。
台湾の法律では成年者は年齢に関係なく法的能力が認められれば婚姻が可能だ。結局、今回の争いの核心は婚姻当時のワンさんの判断能力が有効であったかどうかになる見込みだ。
家族側は婚姻無効訴訟と資産移転取消を進める方針であり、ライさんも法廷で婚姻の正当性を証明すると主張している。
法曹界では高齢者であっても当時の意思能力が認められれば婚姻は有効であるという点から、結局医療記録と判断能力の証明が判決の核心になるとの分析が出ている。













コメント1
結局は、必要以上の「お金」の奪取ゲーム。