メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「チキンがリップに、タコスがアイパッチに!」意味不明なのに欲しくなる “食べ物コスメ”がSNS席巻

竹内智子 アクセス  

「今日のリップ、何塗ってるの?」

「ケンタッキーだよ」

引用:KFC
引用:KFC

 

引用:instagram@morphebrushes
引用:instagram@morphebrushes

数年前なら冗談のように聞こえた会話が、いまや現実になっている。最近では、タコベル(Taco Bell)がアイパッチを発売し、チポトレ(Chipotle)はリップティントを展開。タバスコ(Tabasco)はリップグロスを、ペプシ(Pepsi)はチェリーペプシの香りを再現したリップジェルを発売した。さらにコカ・コーラ(Coca-Cola)は、本格的なメイクコレクションまで展開している。もはやブランドを特定カテゴリーだけで消費する時代ではない。ブランドは今、ファストフードや飲料、ファッションという枠を超え、「ひとつのライフスタイル」として拡張している。

「食べるブランド」がコスメ業界へ

 

引用:instagram@chipotle
引用:instagram@chipotle
引用:Applebee's
引用:Applebee’s
引用:Taco Bell
引用:Taco Bell

特に目立つのが、ファストフードブランドによるビューティー業界への進出だ。チポトレはリップティントを、タコベルはアンダーアイパッチを発売した。KFCはチキンの香りをイメージした、リップバームやリップスティックで話題を集め、Applebee’sはBBQソース風味のリップグロスを展開した。共通しているのは、「食」を香りや使用感として再解釈し、美容体験へと転換している点だ。

チポトレのリップティントは、「食事をしても落ちにくい」という特徴を前面に押し出し、「Burrito-proof」というコンセプトを掲げた。タコベルは、看板ドリンク「Mountain Dew Baja Blast」のカラーをアイパッチに採用した。Applebee’sは、バッファローウィングソースやハニーバーベキューソースの香りをリップグロスに落とし込んだ。こうしたアイテムは、機能性よりも「ミスマッチ感」から生まれる面白さに重点を置いている。SNSでは、「なんで作ったのかわからない。でも欲しくなる」といった反応が相次ぎ、そのリアクション自体がコンテンツ化している。アメリカの美容メディアやフード業界では、この流れを「フードブランドのビューティー化」として分析している。食品ブランドが、味や香り、カラーといった感覚的要素を活用し、ビューティー市場へ進出しているというわけだ。

 

刺激的な「感覚」がバズを生む

引用:©tabasco
引用:©tabasco
引用:©tabasco
引用:©tabasco
引用:©tabasco
引用:©tabasco
引用:instagram@vacationinc
引用:instagram@vacationinc

最近の「フード系ビューティーアイテム」は、単なるかわいさを超え、「感覚体験そのもの」をコンテンツ化する方向へ進化している。代表例が、タバスコのリップグロスだ。セフォラ(Sephora)とコラボしたこの商品は、実際にチリ成分を配合し、唇がピリピリするようなプランピング効果を再現した。また、ペプシのチェリーペプシ・リップジェルは、サンケアブランド「Vacation」と共同開発されたもので、チェリーペプシ特有の香りをそのまま落とし込んでいる。

引用:instagram@rhode
引用:instagram@rhode
引用:instagram@rhode
引用:instagram@rhode
引用:instagram@elfcosmetics
引用:instagram@elfcosmetics

こうした商品が注目される理由のひとつは、ショート動画との相性の良さにある。「本当に辛い」「コーラの香りがそのままする」「唇がヒリヒリする」といったリアクションは、SNS上で強力なコンテンツになる。いまブランドは、単に商品を売るのではなく、「リアクション込みの体験」そのものを設計しているのだ。本気で欲しいというより、「意味がわからないのに、なぜか欲しい」。そんな感覚を狙った戦略も広がっている。たとえば、Rhodeがクリスピー・クリーム(Krispy Kreme)をテーマにしたリップアイテムを発売したり、e.l.f.がピクルス風味のリップバームを展開したりしているのも、その代表例だ。

引用:instagram@wongrandma
引用:instagram@wongrandma
引用:instagram@lottechilsung
引用:instagram@lottechilsung

韓国でも似たような事例は少なくない。ウォンハルモニポッサムの香水「オー・ド・ポッサム No.1」や、七星サイダーの香水「オー・ド・チルソン」などが登場している。マーケティング業界では、こうした現象を「アイロニック消費(Ironic Consumption)」と呼ぶ。いまブランドが重視しているのは、機能性よりも「誰かにシェアしたくなる面白さ」だ。消費者が友人にリンクを送りながら、「これ見た?」と話した瞬間、ブランドのバズ戦略はすでに成功している。そして今、それを最も素早く形にしているのが、ビューティー業界なのかもしれない。

竹内智子
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…
  • 「落雷に2度遭うようなもの」米軍パイロット、1か月で2度撃墜されても“生還”
  • 「ダウン症の可能性が高い」と診断され中絶…米430万人YouTuberの告白に波紋
  • 離陸直後の「ドンドン」という異音、原因はまさかの「ヘッドフォン」?…英国行き旅客機を引き返させた驚きのミス

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

おすすめニュース

  • 1
    中国製AIの台頭で価格競争激化…IPO控えるOpenAIも値下げ検討

    ニュース 

  • 2
    「世界最強の防空網に弾切れ危機か」パトリオット備蓄回復に最低3年…戦争連鎖が暴いた米軍の弱点

    ニュース 

  • 3
    「長官の解任」まで考慮…米国防総省、政治的論理に揺らぐ

    ニュース 

  • 4
    犯罪歴は確認できても恋愛歴までは難しい? 恋愛リアリティー出演者らの“相次ぐ不祥事”に厳しい視線

    エンタメ 

  • 5
    日本俳優の韓国進出ブーム…ギャラ格差は“10倍以上”? Kコンテンツ人気の裏で浮かぶ構造的課題

    エンタメ 

話題

  • 1
    「自分のことしか考えてない」横領容疑の裁判中に共演者の葬儀、“記事にならずよかった”発言に批判殺到

    エンタメ 

  • 2
    「英国首相の車に中国製追跡装置か」元外交官が暴露した“国家安保の大穴”

    ニュース 

  • 3
    「もし生まれ変わったら結婚しない方がいい」13歳差夫婦、日常生活で衝突が絶えず夫が涙

    エンタメ 

  • 4
    約束の支払日を繰り返し延期? ギャラ未払いで制作会社は「合意済み」と主張も事務所は否定

    エンタメ 

  • 5
    「中国、ついに日本映画まで消したのか」上海映画祭で上映ゼロ…20年続いた交流を止めた“文化制裁”の衝撃

    ニュース