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ソン・フンミンのシーズン16得点目も首位アーセナルに敗れ、4位との勝ち点差広がる…

イングランドのプレミアリーグEPL)で今週末開催されたトッテナム対アーセナルの「ノースロンドンダービー」に敗れ、トッテナムのキャプテン、ソン・フンミンは悔しさを隠せなかった。

引用:ロイター=聯合ニュース/ソン・フンミン

ソン・フンミンは、28日(現地時間)ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたアーセナルとのプレミアリーグ第35節を終え、クラブメディアを通じて「(ホームゲームに敗れ)本当に失望している」とし、「後半は良いプレーも見られたが、我々はもっとできるはずだ」と悔しさを口にした。

この日、アーセナルに2-3で敗れ、5位のトッテナム(勝ち点60)は4位との勝ち点差を縮めることができなかった。

UEFA(欧州サッカー連盟)チャンピオンズリーグ(UCL)出場圏内の4位アストン・ヴィラ(勝ち点67)が同節の試合に引き分けたことで、勝ち点差は7に広がった。トッテナムはアストン・ヴィラより消化試合が2試合少ないが、ここからの逆転はかなり至難の業である。

この試合でトッテナムは、前半だけでアーセナルに3ゴールを許す苦しい展開となった。後半19分に相手GKのミスを逃さずロメロが1点を返し、後半42分にはソン・フンミンのペナルティキックで2点目を決め追撃モードに入ったが、結局勝ち点0でゲームを終えた。

3試合ゴールがなかったソン・フンミンも久しぶりのゴールを決めシーズン16得点目を挙げたが、彼に笑顔はなかった。

彼はBBCの人気サッカー番組『マッチ・オブ・ザ・デイ』のインタビューで、「2-3になった後、逆転することもできた。良いチャンスを作れていたと思う」とふり返った。

さらに、「前半の早い段階でゴールを許す展開はかなり苦しい。アーセナルの選手たちは冷静で、空中戦にも強かった」とし、「私たちにも多くのチャンスがあったが、ゴールポストに阻まれたり、オフサイド判定を受けたりして決めきれなかった」と述べた。

トッテナムはこの日、セットプレーの守備の弱点が敗戦に直結した。

前半15分にはアーセナルのコーナーキックの場面でニアで冨安と競ったホイビュアのクリアがオウンゴールとなり、主導権を奪われ、アーセナルのダメ押し点となる3点目もコーナーキックから生まれた。

ソン・フンミンは、「大切な試合だったので、セットプレーではもっと慎重な姿を見せなければならなかった」とし、「選手たちは一生懸命プレイしたが、それぞれがもっと強くならなければならない。セットプレーの決まり事はしっかりトレーニングし、強力なチームの姿を取り戻して進んでいかなければならない」と強い意思を示した。

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