混迷を極めているサッカー韓国代表チームの新監督にイラク代表監督のヘスス・カサスが急浮上している。
引用：ニュース1＝イ・ガンイン、チョン・ヘソン強化委員長
スペイン出身のヘスス・カサスがサッカー韓国代表チームの新指揮官候補に浮上し、韓国のサッカーファンの間ではポジティブな反応が出ている。
9日、スペインメディア「Relevo」によると、ヘスス・カサス監督は既に韓国サッカー協会との面接を終えたといわれている。これは、ヘスス・カサス監督が韓国代表チームの新たな指揮官となる可能性が高まっていることを意味する。
ヘスス・カサス監督は2022年11月にイラク代表の監督に就任した。今年はじめに開催されたAFCアジアカップカタール2023では、優勝候補だった日本にグループリーグで勝利するなど驚くべき成果を挙げた。
16強でヨルダンに2-3で敗れたものの、2023年にはホームで開催された「ガルフカップ2023」に優勝し、イラク代表を4度目の優勝に導いた。
引用：ニュース1
彼はカディスCFで指導者としてのキャリアをスタートし、ユースやセカンドチームの監督を歴任した後、トップチームではコーディネーターを務めた。その後、SDエイバルを経て、2010年からは当時FCバルセロナのBチームで監督を務めていたルイス・エンリケの誘いで、Bチームやトップチームでアナリストやスカウトとして活動した。
2018年にはワトフォードFCで一時アシスタントコーチを務め、同年夏からはスペイン代表でロベルト・モレノ・ゴンサレス、ルイス・エンリケ監督の下でアシスタントコーチを担った。
2022年11月からイラク代表チームの監督として本格的に監督業に進出した。特にAFCアジアカップカタール2023では、優勝候補だった日本を2-1で破り、グループ1位で16強に進出するという予想外の成績を残した。
当時、ヘスス・カサス監督の年俸は約12億ウォン（約1.35億円）だったという。
彼が韓国代表監督の最終候補4人に含まれていることが明らかになると、オンライン上では様々な反応が寄せられた。
オンラインコミュニティ「FMKorea」では、「ヘスス・カサスであればそんなに悪い選択ではないと思う。アジアカップの時の戦術を見ても悪くなかった」、「アジアカップのグループリーグの成績を見ると効率的なチームマネージメントをしていた」、「韓国代表と試合をする時もビルドアップのシステムがよく構築されていた」、「（シャノル・）ギュネシュとカサスまでは新監督としてありだと思う」と肯定的な反応が寄せられた。
サッカーファンの間ではカサス監督の就任が正式に決定した場合、彼が韓国代表チームにどのような戦略と変化をもたらすかすでに期待が高まっている。
引用：ニュース1＝ソン・フンミン、イ・ガンイン
一方、韓国サッカー協会強化委員会は、先月の監督選任に関する中間ブリーフィングで、5月中に新監督を正式に任命すると発表した。
韓国代表チームは、シンガポールとの北中米ワールドカップ2026アジア2次予選のアウェーゲームを来月に控えており、新たな指揮官の任命が急務となっている。
果たして、カサス監督がソン・フンミン、ファン・ヒチャン、イ・ガンインという黄金の攻撃陣を率いる韓国サッカー代表チームの新たな指揮官となるのか、サッカーファンの注目が集まっている。
コメント0