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テスラ王国に異変あり!中国BYDが韓国で突如トップに躍り出た「ATTO3」の正体と、その”爆売れ”の裏側を徹底解説

荒巻俊 アクセス  

引用:ニュース1

中国BYD(比亜迪)の電気自動車「ATTO3」が、韓国で人気のテスラモデルYを抜いて輸入電気自動車販売の首位に立った。

韓国輸入自動車協会によると、ATTO3は先月、韓国で543台を販売し首位を記録した。テスラモデルYロングレンジ(533台)が僅差で2位となり、以下テスラモデル3ロングレンジ(350台)、テスラモデルY(271台)、テスラモデル3(238台)と続いた。

ATTO3は今年1月の韓国発売後、1週間で事前予約1,000台を突破する人気を見せたが、納車遅延などの問題に直面した。結局、先月14日から本格的な納車が始まり、単一モデルとしての月間販売台数の首位を記録した。

以前からBYDの韓国市場参入により、他の電気自動車ブランドより低価格を武器に市場シェアを奪うとの予測があった。実際、ATTO3の価格は基本グレードが3,100万ウォン(約322万円)で、政府補助金と地方自治体補助金を適用すると実購入価格は2,000万ウォン(約208万円)台後半まで下がり、価格競争力を確保した。

ATTO3にはBYD独自のリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池「ブレードバッテリー」が搭載され、1回の充電で321kmの走行が可能だ。また、BYDの電気自動車専用プラットフォーム「e-Platform 3.0」が採用されている。

BYDは韓国市場攻略を加速させる計画だ。BYDコリアは先月開催されたソウルモビリティショーで現代自動車の隣にブースを構え、韓国の消費者に積極的にアピールした。

荒巻俊
editor@kangnamtimes.com

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