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退職後に後悔した47.4%の社員が語る「転職の落とし穴」とは? 給与・環境の予想外な変化に注目

荒巻俊 アクセス  

韓国の求人サイト「フリーマーケット」が10日に発表した調査結果によると、20代以上の会社員1,722人のうち、過去1年以内に退職した人は56.3%に達した。このうち、入社から1年未満で退職した割合は28.4%で、退職者全体の約3割を占める結果となった。

退職理由として最も多く挙げられたのは「労働環境や福利厚生への不満」(21.1%)で、次いで「上司や同僚との軋轢」(14.1%)、「会社の将来性への不安」(13.9%)、「給与の低さ」(9.2%)、「過重労働や頻繁な残業」(8.2%)、「家庭の事情」(7.8%)が挙げられた。

退職経験者の47.9%は「退職の本当の理由を伏せ、表向きの理由を話した」と回答した。また、退職理由を「親しい同僚にのみ明かした」としたのは32.5%、具体的に伝えたのは19.6%だった。理由を明かさなかった主な理由としては、「特に言う必要を感じなかった」(43.6%)が最も多く、次いで「同業他社への転職時に不利益を懸念した」(21.8%)が続いた。

さらに、退職後に後悔しているかを尋ねた質問には、52.6%が「後悔していない」と回答した。一方で47.4%は「後悔している」とし、その主な理由として最も多かったのは「転職後に給与や労働環境が予想以上に悪化した」(37%)という回答だった。

退職経験がない会社員の多くも、退職を考えたことがあることが分かった。退職を考えた理由として最も多かったのは労働環境や福利厚生への不満(68.1%)で、次いで上司・同僚との軋轢や給与への不満が挙げられた。

退職を思いとどまった理由としては、「他の会社に行っても変わらないだろう」(28.1%)が最も多く、次いで「再就職が難しい」(25.0%)、「退職後の生活に不安がある」(20.3%)が続いた。また、「キャリア形成が必要」(12.5%)、「一時的な衝動だと思った」(9.4%)、「経済的負担がある」(4.6%)といった理由も見られた。

荒巻俊
editor@kangnamtimes.com

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