メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「Nike新作スニーカー」1,400億円超の盗難事件がアメリカで急増中、その理由とは

荒巻俊 アクセス  

「被害額1,400億円」衝撃…宝石・高級品だけでなく「これ」を狙う強盗たち、その理由は

引用:AP通信
引用:AP通信

最近、アメリカでは線路を切り替えるために減速した列車を停止させ、貨物を盗む犯罪が増加している。そんな中、強盗が輸送中のNike新作スニーカー200万ドル(約3億円)以上を盗んだ事実が明らかになった。

24日(現地時間)、イギリスの「インディペンデント」などによると、容疑者らは今年1月13日、まだ店頭に並んでいない高級新作スニーカーを輸送中だった、BNSF鉄道の貨物車両から盗み出したことが確認された。

彼らはアリゾナ州の人里離れた鉄道区間で列車のエアブレーキホースを切断して停止させた後、1900足以上のNikeスニーカーを盗んだとされる。

盗まれた靴はNikeの「ナイジェル・シルベスター・エア・ジョーダン4S」モデル。公訴状によると、3月14日まで一般公開されない予定で、小売価格は1足225ドル(約3万4,000円)の高級品だった。

1月13日の強盗事件により、他州にまで転売されたこのスニーカーの取引や購入に関与した11人が逮捕、拘束された。彼らはスニーカーの箱に仕込まれた位置追跡装置によって特定され、逮捕に至った。

11人全員が無罪を主張しているが、裁判所の命令で拘束され、裁判を待っている。そのうち10人は不法滞在のメキシコ人で、もう1人はメキシコ国籍でアメリカに移民申請中だと裁判所記録に記されている。

最近のアメリカでは高速道路を走行しながら線路を切り替えたり、貨物車両を開けるために減速した列車を狙い、停止させる手口の強盗が増加しているという。

昨年3月以降、ロサンゼルス「タイムズ」によると、カリフォルニア州モハーヴェ砂漠の人里離れた地域でも、少なくとも10件の類似した盗難事件が発生している。

捜査官らは、それらのうち1件を除いて、全てがNikeの新作スニーカーを狙った犯行だったと明かしている。昨年もアリゾナ州のキングマンやセリグマン付近で同じ鉄道会社の列車が強盗被害に遭い、Nikeのスニーカー61万2,000ドル(約9,136万円)相当が盗まれた。

アリゾナ州の副保安官であり、「ベリスク・カーゴネット」の副社長を務めるキース・ルイス氏はメディアインタビューで「こうした強盗は倉庫業界やトラック輸送会社の共犯者と組み、貴重品貨物の情報を入手して犯行に及ぶケースが多いと語った。

貴重品貨物の窃盗と強盗事件による被害額はアメリカ全土の6大貨物鉄道会社で昨年1億ドル(約149億円)に達したとされる。昨年は被害が40%以上急増し、全国で6万5,000件の事件が発生したという。

これを受けて鉄道業界は慢性化する盗難問題の解決に向け、連邦当局による取り締まり強化と、より厳しい処罰の必要性を訴えている。鉄道での盗難未遂10件のうち逮捕に至るのは約1件にとどまり、逮捕された犯人の多くが再犯者であるという。ある鉄道会社では同一人物を1日で5回逮捕したケースもあったという。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「89回の替え玉受験で2億円荒稼ぎ!」中国で“闇受験ビジネス”発覚、“裏口合格”の公務員100人全員クビに
  • 「悲劇的事故か、殺人か」...“登山初心者”の恋人を極寒の雪山に残し、一人下山!恋人女性は凍死
  • 「母はもういないのに…」中絶禁止法が強いた出産、その後も続く過酷な治療
  • 「本当に飛んだ…」中国クリエイターが“飛行剣”を現実化、AI群飛行の光景に世界騒然
  • 「妻が来た、ちょっと隠れろ!」窓の外へ追い出された“密会女性”、10階手すりにしがみつき脱出
  • 「82歳でも主役」ポルシェ会長、20歳年下と挙げた“第四の結婚”

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「飼い猫なのに…」野生動物と誤認して森に放した消防隊員
  • 「車が宙を舞い、まさかの宙づりに!」雪に飲み込まれた米国…車が次々衝突・転落で道路は地獄絵図
  • パパの隣は絶対譲らない! 妹の頭に“ドスン”と座る柴犬お姉ちゃんの勝ち方がヤバい
  • 「外交は身内で決める!」トランプ氏、“側近5人”に米国の命運を丸投げの衝撃

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「飼い猫なのに…」野生動物と誤認して森に放した消防隊員
  • 「車が宙を舞い、まさかの宙づりに!」雪に飲み込まれた米国…車が次々衝突・転落で道路は地獄絵図
  • パパの隣は絶対譲らない! 妹の頭に“ドスン”と座る柴犬お姉ちゃんの勝ち方がヤバい
  • 「外交は身内で決める!」トランプ氏、“側近5人”に米国の命運を丸投げの衝撃

おすすめニュース

  • 1
    「裏切りの転向だ!」ウクライナ女王がロシア国籍へ…全記録抹消を要求する衝撃展開

    ニュース 

  • 2
    「論争など完全に無視か…」米軍が麻薬疑惑船を再撃沈、東太平洋で4人射殺

    ニュース 

  • 3
    「バイデンの遺産では終わらせない」トランプ版AUKUSが始動、インド太平洋は第二の冷戦へ

    ニュース 

  • 4
    「敵ミサイルと思った」紅海で米艦のSM-2暴走!?友軍戦闘機をロックオンした日

    ニュース 

  • 5
    「ウクライナ支援は打ち切るかも?」トランプ長男、ゼレンスキーに“腐敗の責任を負え”と強烈警告

    ニュース 

話題

  • 1
    利下げ目前でも米株は全面安――国債利回り急騰が市場を冷やした“FOMC前の異常警戒モード”

    ニュース 

  • 2
    「ローマの悪夢が蘇る」米国NSSが選んだ"生きているうちの縮小"

    ニュース 

  • 3
    逆輸入が30年ぶり最高へ――インドが日本車生産の主役に躍り出た“構造転換ショック”

    ニュース 

  • 4
    トランプ「生活費危機は民主党の詐欺」現実を否定した瞬間、中間選挙の敗北シナリオが動き始めた

    国際・政治 

  • 5
    ネットフリックスがワーナーを720億ドルで丸飲み、ハリウッドが「配信帝国」に屈する日

    IT・テック 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]