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「現代の拷問装置」?中国航空会社が導入始めた「超薄型座席」、中国人も安全性強く懸念し、猛非難!

荒巻俊 アクセス  

「拷問装置に座っているみたい」…元パイロットも懸念する航空機の座席

引用:小紅書(RED)
引用:小紅書(RED)

中国のある航空会社が導入した「超薄型座席」をめぐり、現地で議論が白熱している。収益改善を目指す航空会社の判断に対し、乗客からはサービス品質の低下や安全性への懸念の声が上がっている。

海外メディア「鏡週刊(Mirror Media)」や「澎湃新聞(The Paper)」などの今月15日付の報道によると、中国南方航空は最近、既存の航空機座席の厚さを半減させた「超薄型座席」を導入したという。

この座席の導入により、機内に14〜28席を追加でき、年間最大3億元(約58億5,496万円)の増収が見込めると航空会社は試算している。

航空会社側は軽量素材を使用した超薄型座席の導入により、航空機の燃料消費量とエネルギー排出量を削減し、運営コストを効果的に抑えられるとの立場だ。そして、一部乗客の懸念に対し、超薄型座席は厳格な衝撃テストを通過し、規制当局の承認を得ていると強調した。

引用:小紅書(RED)
引用:小紅書(RED)

しかし、一部の乗客からは超薄型座席を「拷問に等しい」との厳しい批判が出ている。座り心地が悪く、長距離のフライトには向いていないという。

実際に体験した乗客からは、「背もたれが薄すぎて背中が非常に痛い」、「現代の拷問装置に座っているようだ」といった感想が寄せられた。あるネットユーザーは「航空会社は乗客の快適性を全く考慮せず、利益追求ばかりしている」と指摘した。

専門家からも超薄型座席の安全性に疑問の声が上がっている。日本の元パイロットで航空評論家の杉江弘氏は、フジテレビとのインタビューで「超薄型座席の製造会社は安全性を強調しているが、依然として疑問が残る」と懸念を表明した。

さらに、乱気流や着陸時の強い衝撃から乗客を十分に保護できない可能性があると指摘した。超薄型座席が乗客の頭部、背中、腰に悪影響を及ぼす恐れがあると警鐘を鳴らした。

荒巻俊
editor@kangnamtimes.com

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