「一つだけでも…」、ダイヤを探して前かがみで歩く人々
最近、ある男性がアメリカの公園で3.81カラットのダイヤモンドを偶然見つけたというニュースが広まり、その公園でダイヤ探しブームが起きている。
先日、アーカンソー州立公園によると、家族と共に先月21日「ダイヤモンド・クレーター州立公園(Crater of Diamonds State Park)」を訪れたデイビッド氏は、キャンディの包装紙のようなものを発見したという。
彼はそれを拾おうと近づいたところ、ゴミではなくダイヤモンドの欠片であることに気づいた。

こうして公園を散策していた彼は、茶色のダイヤモンドを見つける幸運に恵まれたのだ。
発見後すぐに一緒に公園を訪れていた兄に電話して自慢した彼は、ダイヤモンドを鑑定してもらうため公園スタッフを訪ね、本物のダイヤモンドであることを確認。
このダイヤモンドの重さは3.81カラットで、愛犬の名前にちなんで「デューク・ダイヤモンド」と名付けた。
彼はこのダイヤモンドを今後どうするかまだ決めていないという。

この公園は入場料を払えばダイヤモンド探しができる観光名所で、今年だけですでに217個のダイヤモンドが発見されている。
今回見つかったダイヤモンドは、2024年にフランス人観光客ジュリアン・ナバス氏が発見した7.46カラットの「カリンダイヤモンド」以来、同公園で見つかった最大のダイヤモンドとなる。
公園管理者のウェイモン・コックス氏は「4月には公園内に30センチ以上の雨が降り、非常に湿った状態だった」とし、「雨が降ると探索エリアに浸食が起こり、ダイヤモンドの発見数が増えることが多い」と説明している。
この公園で一般的に見られるダイヤモンドは白色、茶色、黄色の順に多い。そのため、多くの観光客や地元住民が、散策しながらカラフルなダイヤモンドを拾おうと訪れている。