ミサイルが落下する中、ルーフトップで狂乱のパーティー
イスラエルとイランの間で激しい交戦が続く中、イスラエルと国境を接するレバノンで予想外の光景が捉えられた。
15日(現地時間)、インドメディア『NDTV』によると、最近X(旧ツイッター)などのSNSで、レバノンの首都ベイルートのあるルーフトップバーで撮影されたとみられる動画が拡散している。
複数のミサイルが発射される状況下にもかかわらず、動画に映る人々はまるで花火大会を楽しんでいるかのような様子を見せている。

ルーフトップパーティーを楽しむ人々は、透明なガラス窓に寄り添いながらスマートフォンでミサイルの飛行を撮影していた。
サックス奏者はミサイルの落下を目撃しても演奏を続けた。この動画の上部には「レバノンにて」という説明が付されていた。
この動画は、イスラエルが13日にイランへの空爆作戦「立ち上がるライオン作戦(Operation Rising Lion)」を開始した後に公開された。
NDTVは、xAIのGrokが動画の撮影場所をレバノンの首都ベイルートのあるホテルの屋上と分析したことを引用して報じた。
この動画を目にしたネットユーザーの一部からは、「罪のない人々が死にそうなのにパーティーをする気になるのか」「ミサイルだと分かっているはずだ」「まるで花火を見ているようだ」といった批判的なコメントが寄せられた。
一方、イスラエルの「立ち上がるライオン作戦」による攻撃で、イランでは120人以上が死亡し、約900人が負傷した。これに対するイランの報復攻撃により、イスラエルでも10人以上が死亡し、380人が負傷している。
