「禁断の恋は終わらない」家族の銃撃で倒れた恋人と“葬儀で結婚”した21歳の決断

インドで20代の男性が、身分差を超えた恋愛を続けていたところ、恋人の家族に残忍な方法で殺害される事件が発生した。女性はその後、男性の葬儀で結婚式を挙げたと報じられている。

現地時間先月30日、『NDTV』や『News18』など現地メディアによると、インド中部マハラシュトラ州ナンデッドに住む21歳の女性アンチャル・マミドワル氏は、以前親しかったサクシャム・タテ氏と再会し、交際を開始、3年間にわたり関係を続けていた。

しかし、アンチャル氏の家族はカースト（身分）差を理由に二人の結婚を強く反対した。具体的な身分差の詳細は明らかにされていない。

アンチャル氏は数々の脅迫にも屈せず、タテ氏との交際を続け、最終的に結婚を約束した。

ところが、アンチャル氏の結婚予定を知ったアンチャル氏の兄2人と父親は先月27日、タテ氏を暴行した上で肋骨に銃弾を撃ち込み、さらに頭部を石で打って殺害した。兄2人と父親は即座に逮捕された。

それでもアンチャル氏はタテ氏との愛を諦めなかった。彼女はその後、タテ氏の葬儀で、亡きタテ氏との結婚式を挙げた。アンチャル氏は「私たちの愛が勝ち、父と兄たちは負けた」と語った。