
子供の通学路において、近所に住む高齢女性を自身の車に乗せて病院まで送った女性が、女性の息子から感謝の言葉を口にするどころか、一方的な抗議を受けたというエピソードが拡散され、インターネット上で批判が相次いでいる。
感謝の意を示すことなく、車が古くて乗り心地が悪いと主張している。
投稿者のA氏は12月4日、SNSに「これまで深く考えずに親切心で同乗させていたのかもしれない」と題した文章を投稿した。A氏は「子供たちの通学路で、時々同じマンションに住む高齢女性たちを病院まで送っていた」と述べ、普段から近隣住民に親切に接してきたことを明らかにした。
しかし最近、エレベーター前でその女性の息子と遭遇した際、息子は「母をよく車に乗せてくれているようだが、車が古いためにお尻が痛いと母が言っていた」と不満を漏らしたという。予想外の反応に戸惑ったA氏は、「女性はもともとお尻に痛みがあって病院に通っているのではないか」と反論した。さらに、「女性がドアを開けるたびに道路の縁石などにぶつかり、車のドアに傷跡が残っているが、それを保険で修理してくれるのか」と言い返したところ、息子は何も答えずにその場を去ったと伝えている。
驚くべき事態はこれだけにとどまらなかった。A氏は、後日子供たちを学校に送ろうとしていた際、その息子が「自分が忙しいので、母を病院に送ってもらえないか」と依頼してきたと明かした。A氏がこれを断ると、息子は不満げな様子を見せたという。A氏は、「たまに見かける息子であるが、暑い日も寒い日も病院まで繰り返し送迎を行ってきたことに対し、感謝の言葉もなくあのような態度を取ることに驚きを隠せない」と嘆いている。
A氏はその後、追加のコメントで「女性はもともと不満を口にしていなかったが、車にチャイルドシートを装着しているため、後部座席に座るよう促したことから不満が生じたようだ」と分析した。また、「近隣の別の住民からも、息子の態度は失礼であり、もう送る必要はないとの助言を受けた」と付け加えた。
この報告に対し、インターネット上では「感謝の言葉があっても足りないほどなのに、車が古いと文句をつける神経が理解できない」「基本的な礼儀が欠如している」「善意で行ったことであっても、万が一事故が起きた際に責任を追及される恐れがあるため注意すべきだ」といった反応が寄せられている。
A氏は、「地域のコミュニティとして互いに助け合うべきだと考えていたが、無意識のうちにリスクを冒していたのかもしれない」と述べ、今後は送迎を行わない方針を固めた。













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