世界最小の馬が現れた、体高52.6センチでも役割は想像以上

世界で最も背の低い馬が公開され、オンライン上で大きな話題を呼んでいる。

12月11日（現地時間）、ギネス世界記録（ギネス・ワールド・レコーズ）は、世界一背の低い馬として「プムッケル（Pumuckel）」を紹介した。プムッケルの体高はわずか52.6センチメートルであるが、ギネス側は「小さな体とは対照的に、その自信は体格が10倍もある動物にも劣らない」と言及している。

プムッケルを引き取ったカロラ・ヴェーデマン（Carola Weidemann）さんは、「車で駆けつけ、初めてプムッケルを目にしたときは大きな衝撃を受けた。これほど小さな馬を見たのは人生で初めてだった」と当時を振り返った。

さらに「プムッケルは人為的に小さく育てられたわけではなく、その体格自体が自然によって生み出された非常に珍しいケースである」と説明している。

プムッケルは現在、セラピーホースとしての訓練を受け、介護施設やホスピス、学校、障がい者施設などを定期的に訪問して活動を続けている。こうした献身的な活動の報酬として、大好物である人参やリンゴなどのおやつをもらい、周囲の人々の関心や愛情を浴びることを心から楽しんでいる様子だ。