メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【プーチン条件付き対話】「ゼレンスキーと会う準備ある」も「正当な代表と署名」→事実上の政権交代要求か

荒巻俊 アクセス  

引用:Depositphotos
引用:Depositphotos

ウクライナへの侵攻を3年以上続けるロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領と直接対話する用意があると語った。ただし最終的な停戦合意には「正当なウクライナの代表」と署名すると強調し、事実上の政権交代を求める姿勢も示した。

ウクライナのメディア「キーウ・インディペンデント」などによると、プーチン大統領は18日(現地時間)、ロシア・サンクトペテルブルクで開催された国際経済フォーラム「SPIEF」に出席し、ウクライナ問題に関する質問に応じた。プーチン氏は「できるだけ早く戦争を終わらせたい。平和的解決を望んでいる」と述べたうえで、「ゼレンスキー氏と会談する準備はある。ロシアにとって交渉の相手が誰であろうと重要ではない」と語った。

ロシア政府はこれまで、ゼレンスキー大統領との直接交渉を拒否してきた。ゼレンスキー氏の任期は本来2024年5月で終了しており、ウクライナ政府は戦時下の戒厳令を理由に選挙を延期している。これを根拠に、ロシア側は「ゼレンスキー氏はもはや正統な国家元首ではない」と主張している。

プーチン大統領を支持するアメリカのドナルド・トランプ大統領も、今年2月の演説で「ゼレンスキー氏は選挙を行わない独裁者だ」と批判。ロシア大統領府のペスコフ報道官も「ゼレンスキー氏と対話する用意はあるが、法的な正当性は考慮されなければならない」と述べていた。ゼレンスキー氏は先月から今月にかけてトルコで行われた和平交渉の場でプーチン氏との直接会談を求めたが、ロシア側は応じなかった。

プーチン氏は今回の記者会見で「私はゼレンスキー氏と会う準備があるが、それは交渉の最終段階に限る」と改めて強調。そのうえで「最終合意には正当な権限を持つ人物が署名する必要がある」とし、ウクライナの体制転換を前提とする見方をにじませた。またプーチン氏は、14日に行ったトランプ氏との電話会談の中で、22日に予定されているロシア・ウクライナ間の捕虜交換が完了した後、新たな和平交渉を提案する可能性に言及したという。

一方、クレムリンの発表によれば、プーチン大統領は同日、アラブ首長国連邦(UAE)の首脳と電話会談を行い、イスラエルとイランの軍事的緊張に対して調停役を務める用意があると伝えた。プーチン氏は最近、イスラエルおよびイランの両首脳とも個別に電話で接触している。

この件についてトランプ大統領も18日、記者団に対し「私はプーチン氏に『まずはロシアの問題から仲裁しよう』と伝えた」と明かし、「ロシア情勢を優先し、中東の件はその後で対処すればいいと助言した」と語った。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「外国人は技術さえ教えれば帰国させる」トランプ、韓国人300人拘束の‟前科”があっても反省なし
  • 米FRB、12月は‟金利据え置き”か…FOMC「多くの委員、維持が望ましい」
  • 「ガザ空爆のツケがウクライナに」TNT枯渇で戦闘力が‟崩壊寸前”、ロシアだけが恩恵を受ける皮肉
  • 「NY高官、中国スパイ疑惑浮上!」豪邸・フェラーリ・金庫の大金…FBIが見た“常識外れの贅沢”
  • 「オランダ、ネクスペリア統制を手放す」中国は歓喜の裏で“さらなる譲歩”を要求
  • 「お前もクビだ!」トランプ、金利据え置きに激怒…ベッセント長官に“解任”迫る

こんな記事も読まれています

  • アンジェリーナ・ジョリー、多彩な車庫構成に“生活重視”の姿が見える
  • 「ライト越しに赤ランプ点灯」冬朝に増える“危険な初期サイン”
  • 「世界で売れる理由」スモ魂をまとう新型ハイラックス、“フォード以外はトヨタ”の現実
  • 「iPhoneが鍵になる時代」なのに…Car Keyが広まらない“本当の理由”
  • 総額250兆円を投じても「史上最悪」と呼ばれるF-35…それでも米軍が手放さない“最強の戦闘力”とは?
  • 中国の脅威に“力で対抗”──日本、軍事力強化で対中抑止へ
  • 「お願いだから、私を連れて行って」…捨て犬が求めたのは食べ物よりも“ずっと一緒の家族”
  • 「外国人は技術さえ教えれば帰国させる」トランプ、韓国人300人拘束の‟前科”があっても反省なし

こんな記事も読まれています

  • アンジェリーナ・ジョリー、多彩な車庫構成に“生活重視”の姿が見える
  • 「ライト越しに赤ランプ点灯」冬朝に増える“危険な初期サイン”
  • 「世界で売れる理由」スモ魂をまとう新型ハイラックス、“フォード以外はトヨタ”の現実
  • 「iPhoneが鍵になる時代」なのに…Car Keyが広まらない“本当の理由”
  • 総額250兆円を投じても「史上最悪」と呼ばれるF-35…それでも米軍が手放さない“最強の戦闘力”とは?
  • 中国の脅威に“力で対抗”──日本、軍事力強化で対中抑止へ
  • 「お願いだから、私を連れて行って」…捨て犬が求めたのは食べ物よりも“ずっと一緒の家族”
  • 「外国人は技術さえ教えれば帰国させる」トランプ、韓国人300人拘束の‟前科”があっても反省なし

おすすめニュース

  • 1
    「歩道橋に人間がぶら下がっている!」英歌手が“自殺寸前の男性”を20秒で救出、ネットで称賛の嵐

    トレンド 

  • 2
    「売春やめれば1万ユーロ」、46歳年下エスコートに溺れ巨額被害

    トレンド 

  • 3
    「ぼくを連れて行って…」リポーターに思いきり抱きついた保護犬、その後の物語は?

    トレンド 

  • 4
    「世界最大級の東電原発・柏崎刈羽6号機が再稼働へ」…福島事故後初の復活に新潟知事が容認方針を固める

    トレンド 

  • 5
    【罪悪感なし】食品に“抗生物質”混入の中国飲食店!検察の調査で「腹痛防止のため」と驚きの言い訳

    トレンド 

話題

  • 1
    【感動】体外受精で誕生した5歳息子の才能が話題に…タレント・サユリが明かす息子の日常

    エンタメ 

  • 2
    原作ファンも驚き!『親愛なるX』ドラマ化でウェブ漫画の閲覧数が“17倍”も急増

    エンタメ 

  • 3
    TWICE・ダヒョンが青春ドラマのヒロインに!『ラブ・ミー』で見せる初々しい恋の揺れに胸キュン

    エンタメ 

  • 4
    元メジャーリーガーの挑戦に驚愕?ラーメンからタイ料理まで次々とオープンし“連続創業”というあだ名も

    エンタメ 

  • 5
    日本EVの競争力に黄信号!?シャオミ利益81%増が見せた現実

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]