
30年以上にわたり爪を伸ばし続けたベトナム人男性が、公式に世界最長の爪を持つ人物として記録された。
ニューシスによると、ギネス世界記録は9月25日、ベトナムのニンビン省在住の67歳の男性、リュー・コンフエンさんを「世界最長の爪を持つ人」と認定したと発表した。
彼の爪は両手合わせて594.45cmと測定され、これは平均的な成体のキリンよりも長い長さです。
左手の爪の総長は388.85cm、右手は205.6cm、最長の爪は左手親指で127.5cmでした。
この驚異的な爪は、今年初めにギネス世界記録の編集長がベトナムのリューさんの自宅を直接訪れて測定された。
ギネス編集長のグレンデイさんは、リューさんの爪が曲がりくねっているため、糸を爪全体に沿って巻きつけた後にメジャーで測定する必要があり、測定過程は容易ではなかったと述べた。
彼の爪は指先から長く伸び、複雑に絡み合っており、また、この爪を用いて自宅の外壁に美しい壁画を描くなど、芸術活動も続けている。
彼は34年前から爪を切っていないという。当初、教師になるために威厳ある外見を求めて爪を伸ばし始めたが、父親の反対により教師の夢を断念した。その後、父親に倣ってシャーマンとなり、そのまま爪を切らなかった結果、このような長さになったと語っている。
リューさんは、爪を切ることを考えるだけで精神的にも肉体的にも疲労し、吐き気を催すほどだと述べた。
自然に爪が折れることもあるが、彼は折れた爪の破片をリビングのキャビネットに保管している。ただし、これらの破片は公式記録の測定には含まれない。
2026年版ギネスブックに掲載されるリューさんは、公式に記録達成の通知を受けた後、満面の笑みを浮かべ、現場を見守っていた家族も拍手を送りながら喜びを分かち合った。
このように極端に爪を伸ばすことは、並外れた忍耐力と日常生活の大幅な変更を強いられる。リューさんは特に爪が濡れないよう常に注意を払っていると語った。
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