ニューヨーク警察、事件の経緯を調査中
中国「民族団結進歩促進法」施行直後の発生で注目

チベット人活動家とされる男性が2日(現地時間)、アメリカ・ニューヨークの国連本部前で死亡した。亡命チベット団体は、チベット独立を訴えるデモの過程で起きた事件だと主張している。
NBCなど海外メディアは、ニューヨーク警察がこの日午後6時30分頃、国連本部前で男性が重傷を負ったとの通報を受けて出動し、現場でその男性を発見したと報じた。
男性は近くのベルビュー病院に搬送されたが、結局死亡した。警察は正確な事件の経緯を調査している。警察は死亡者の身元を公開していない。亡命チベット人向けのメディア、ボイス・オブ・チベットは、死亡者がチベット人活動家のログバ・ランツェン氏だと伝えた。このメディアは、ランツェン氏が国連本部前でチベット独立と団結を訴えるデモを行った後に亡くなったと主張している。
地域メディアのamNewYorkは、ランツェン氏が配車サービスUberの運転手として働いており、チベット国旗を持って現場を訪れたと報じた。
チベット人たちのこうした抗議行動は、中国のチベット統治と政策に反対し、チベットの独立と宗教の自由を国際社会に訴えるための抵抗の手段として知られている。
国際人権団体によると、2009年以降、中国のチベット統治に抗議する過程で150人以上のチベット人が同様の方法で命を落としたとされる。ただし、海外で発生した事例は非常に稀だと評価されている。
今回の事件は、中国の民族団結進歩促進法が1日に施行された直後に発生し、さらに注目を集めている。この法律は漢族と55の少数民族を含むすべての中国国民の共同体意識と国家統合の強化を目指している。
一方、国際人権団体はこの法律が中国の少数民族・宗教政策に対する海外の批判を萎縮させる可能性があり、「民族団結を妨げる行為」の範囲が明確でないため、恣意的な法執行につながる恐れがあると懸念している。













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