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ハリス副大統領が非難、トランプ前大統領がプーチン大統領にコロナ検査キットを送っていた?

川田翔平 アクセス  

引用=AP連合ニュース

 米国のドナルド・トランプ前大統領が2020年在任当時、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に新型コロナの診断キットを送ったという主張が出て、対立する民主党側の攻勢が続いている。来る11月の大統領選でトランプ前大統領と対戦するカマラ・ハリス副大統領は、トランプはプーチンの「友人」であると主張した。

米政治メディアのアクシオスによると、ハリス副大統領は8日(現地時間)米CBS放送の深夜トークショーに出演した。ハリス副大統領は事前に収録されたインタビューで米ジャーナリストのボブ・ウッドワードの本について言及した。ハリス副大統領は「トランプはプーチンにコロナの診断キットを送った。これをトランプが過去に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に送った恋文の事例とともに考えてみてほしい。トランプは彼らを友人だと思っているのだ」と述べた。ハリス副大統領は「米国人はどうだ?あなたは米国人の一番の友人にならなければならない」と強調した。

金正恩と3回会ったトランプ前大統領は、大統領在任中に何度も金正恩との間で親書を交わしたと強調した。彼は退任後も共和党の大統領候補としてこれを言及した。民主党大統領候補に指名されたハリス副大統領は、先月トランプ前大統領との初のテレビ討論会で彼が「金正恩と恋文をやり取りした」と非難した。ハリス副大統領は金正恩のような独裁者たちはお世辞と好意でトランプを操ることができるため、彼を好んでいると主張した。

米CNNはトークショーに先立ち、トランプ前大統領と独裁者たちの関係についての論争に火をつけた。CNNは8日、事前に入手した米ジャーナリスト・ボブ・ウッドワード氏の新しい本「戦争」を引用し、トランプ前大統領が新型コロナの拡散が最高潮に達していた2020年、プーチンに新型コロナ診断キットを送ったと主張した。ウッドワード氏によると、当時プーチンはトランプ前大統領との通話で「どうかあなたが私にこれを送ったと誰にも言わないでほしい」と頼み、トランプは「私は気にしない。わかった」と答えた。これに対してプーチンは「そういう意味ではない。私は人々が私ではなくあなたに怒ることになるから、誰にも言わないでほしいのだ。彼らは私を気にしていない」と述べた。ウッドワード氏はトランプ前大統領が2021年退任した後もプーチンと連絡を取り続けたと主張した。

ハリス副大統領は8日のトークショーで、2020年当時診断キット不足のために多くの米国人が危険にさらされていたと主張した。彼女は「その時のことを覚えているか?どれだけ多くの人が検査を受けられず、診断キットを手に入れようともがいていたか覚えているか?」とトランプ前大統領を非難した。

トランプ候補の選挙対策本部は8日、ウッドワード氏とハリス候補を共に非難した。トランプ陳営のスティーブン・チョン報道官は「ボブ・ウッドワードが作り上げたこのような話は一つも事実ではない」とし、「このゴミのような本はディスカウント書店の小説セクションで安く売られるか、トイレットペーパーとして使われるべきだ」と主張した。彼は同日、ソーシャルメディアX(エックス)に投稿し、ハリス候補がトークショーで司会者とビールを飲みながら一般人のように振る舞ったが、結局は社会的なエリートの一人であると主張した。チョン報道官は「一般の人々はハリスがしたように、殺人者や性犯罪者、テロリストたちを国境を越えて入れさせない」と強調した。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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