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コロナの新たな脅威?103日齢乳児から検出された未知のウイルス、ネズミ経由の可能性浮上

川田翔平 アクセス  

引用:ニュース1
引用:ニュース1

生後103日の乳児が肺炎症状で入院、検体からヒトコロナウイルスが見つかり話題になっている。

先月、韓国の高麗(コリョ)大医療院の発表によると、同大学医科大学・微生物学教室のソン・ジンウォン教授の研究チームが、これまで報告されていない新種のヒトコロナウイルスを発見した。

研究チームは、2022年に高麗大安山(アンサン)病院に肺炎症状で入院した乳児の検体を調べた結果、新たなヒトコロナウイルスを検出。この研究成果は国際学術誌「新興微生物と感染症」2月号に掲載された。

研究チームの報告では、この乳児は発熱、咳、痰、鼻水などの呼吸器症状に加え、急性中耳炎と肝機能異常を示し、高麗大安山病院に運ばれた。肺炎を併発し、肝機能の数値も異常に高かったという。その後、保存的治療により症状が改善し、8日間で退院している。

一般的な新型コロナウイルスは主に肺炎を引き起こすが、今回のウイルスは肺炎だけでなく肝機能の異常も伴っていた点が特徴的だ。

ソン教授は「今回見つかったウイルスは既知のヒトコロナウイルス(229E、NL63、OC43、HKU1)とは遺伝子構造が異なり、げっ歯類由来の可能性が高い」と説明している。

研究チームはウイルスの発生源を突き止めるため、2018年から2022年に韓国国内で捕獲した野生セスジネズミ880匹についてウイルス感染の有無を調査。その結果、江原道と済州島で採取された16匹(全体の1.8%)から新種のアルファコロナウイルスが検出され、乳児から見つかったウイルスとの遺伝的類似性は93.0~96.8%に達したという。

研究チームによると、このウイルスは既知のヒトコロナウイルスよりも、中国と韓国で発見されたげっ歯類由来のアルファコロナウイルス(AcCoV-JC34)とより近い関係にあるとのこと。ただし感染経路は不明で、ヒト間での感染拡大の可能性については更なる研究が必要としている。

ソン教授は「このウイルスは動物からヒトへ種の壁を越えて感染した新たなタイプのウイルスである可能性が高い」とした上で、「新たなウイルスの出現は公衆衛生に深刻な脅威となりうるため、感染経路と病原性を詳しく分析し、対策を講じる必要がある」と警鐘を鳴らしている。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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