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2025年05月13日火曜日
ホームニュースプーチン、欧米圧力に屈した?それとも巧みな外交戦略?欧州4か国の「タッグ外交」が生んだ15日イスタンブール会談

プーチン、欧米圧力に屈した?それとも巧みな外交戦略?欧州4か国の「タッグ外交」が生んだ15日イスタンブール会談

引用:ニュース1

イギリス、フランス、ドイツ、ポーランドなど欧州4か国の首脳がウクライナに集まり、ウクライナ戦争に関連して30日間の停戦を呼びかけ、ロシアが応じなければ制裁を強化すると圧力をかけた。これを受け、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウクライナに停戦会談を提案した。

10日、ロイターやタス通信などによると、プーチン大統領はこの日モスクワのクレムリンで「我々はウクライナに15日、イスタンブールで協議を再開することを提案する」と述べ、「今回の協定から新たな停戦または休戦協定が導かれる可能性も排除しない」と明らかにしたという。

今回のプーチン大統領の停戦会談提案は、欧米の圧力の直後に出された。前日、イギリス、フランス、ドイツ、ポーランドの首脳はウクライナの首都キーウを訪れ、「ロシアが『無条件の30日間の停戦』を受け入れなければ制裁を強化する」と明言した。追加制裁には、ロシアとドイツを結ぶ海底ガスパイプライン「ノルドストリーム2」を永久に遮断する内容も含まれているとされる。ニューヨーク・タイムズによると、ドナルド・トランプ米大統領は前日の朝、イギリスのキア・スターマー首相とフランスのエマニュエル・マクロン大統領に「12日から停戦が実現しない場合、米政府は欧州4カ国の制裁強化を支持する」意向を伝えたという。ウォール・ストリート・ジャーナルは「トランプ大統領が非公式の場で『プーチン大統領がウクライナの全てを望んでいる』と述べ、プーチン大統領に対する失望感を表明した」と報じた。

ロシアがウクライナとの直接対話を提案した直後、トランプ大統領はSNSを通じて「私は終戦実現のため、双方(ロシアとウクライナ)と引き続き協力していく」と強調した。

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