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2025年05月14日水曜日
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中国に続き台湾まで…台湾人が米空軍エアショーに潜入、禁止されていた戦闘機撮影で拘束

引用:Reddit

台湾人が在韓米空軍基地内で開催されたエアショーに無断で侵入し、戦闘機を不法に撮影して警察に逮捕された。これに先立ち、今年3月には中国人が米韓の主要軍事施設を巡回しながら戦闘機を無断撮影する事件が相次いで発生していた。

12日、京畿(キョンギ)南部警察庁によると、平沢(ピョンテク)警察署は軍事基地及び軍事施設保護法違反の容疑で台湾国籍の60代A被告と40代B被告の拘束令状を請求した。

警察の発表によると、A被告らは10日午前9時頃、平沢市所在の烏山(オサン)空軍基地(K-55)で開催された「Osan Air Power DAY 2025」において、望遠レンズを装着したカメラなどを使用し、米空軍の施設と装備を不法に撮影した容疑を受けている。

エアショーでは来場者の自由な写真撮影が許可されているが、米軍は今回のエアショーで中国と台湾など特定国の国民の入場を禁止した。

A被告らは米軍の方針を無視して会場に侵入し、犯行に及んだことが判明した。

米軍から3度入場を制止された彼らは、韓国人に紛れてエアショー会場に潜入したとみられる。

A被告らはエアショー会場内を巡回しながら不法撮影を行っていたが、通報を受けて出動した警察に逮捕された。警察は基礎調査を行った後、11日に2人を緊急逮捕し、事案の重大性を考慮して12日に拘束令状を請求した。

警察の調査結果によると、A被告らは8日から9日にかけて観光ビザで順次入国しており、予定では11日から12日に出国する予定だった。

彼らは警察に対し「互いに面識がない」と供述したという。

警察はA被告らが所持していたカメラから発見された大量の写真を分析するとともに、携帯電話のデジタルフォレンジック調査を実施する予定だ。

今年3月には、K-55を含むハンフリーズ基地(K-6)、水原(スウォン)空軍基地、清州(チョンジュ)空軍基地など米韓軍事施設4か所と仁川(インチョン)・金浦(キンポ)・済州空港など主要国際空港3か所付近で戦闘機などの写真を数千枚撮影した10代の中国人2名が摘発された。

警察はこのうち1名の父親が公安当局者であるとの証言を得て、正式に立件し捜査を進めている。

また先月には、K-55付近で無断撮影を行った中国人親子が摘発された。ただし警察はこの親子については現行法違反に該当しないと判断し、帰宅させた。

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